英国コンテンツメディア「韓流がわれわれを韓国証券市場に導いてくれた」

  • 2015年3月19日

英国コンテンツメディアのジョン・シュミット氏。(写真=韓国経済新聞)

「米国・カナダ・英国・香港株式市場をすべて見て回ったが、韓国ほどの場所はありませんでした。コスダック(KOSDAQ)市場に上場し、韓国で文化コンテンツと関連した事業協力を拡大してアジア市場攻略も強化します」

韓国証券市場への上場を推進中の英国コンテンツメディアのジョン・シュミット代表は18日、韓国取引所で記者懇談会を開いてこのように話した。2001年に設立された同社は映画・テレビ番組などを制作して供給する文化コンテンツ専門企業としてロンドンに本社を置いている。シュミット代表は今年7月、韓国KOSDAQ市場上場の予備審査を請求し、年内に上場するという目標を立てて日程協議のため韓国を訪れた。上場がうまくいけば欧州企業が韓国で上場する初の事例となる。

シュミット代表は韓国証券市場を選んだ理由として、韓国株式市場で文化コンテンツ企業の地位が高まった点を真っ先に挙げた。シュミット代表は「韓国は、韓流のおかげで最近は他の国家よりも文化コンテンツ企業の価値を高く評価してくれる」とし「韓国で公募を進めれば資金調達が有利だと判断した」と話した。

また「香港で上場するには数十億ウォンの費用がかかるが、韓国ではほとんど費用がかからない」とし「上場手続きもはるかに簡便で、スピーデイーな企業公開(IPO)を望むコンテンツメディアの立場と合致した」と付け加えた。韓流関連事業の拡大も上場期待効果の1つだ。シュミット代表は「上場後、韓国の文化コンテンツ版権を購入し、グローバル市場に流通させる」とした。

コンテンツメディアは昨年CJ E&Mから芸能番組『花よりおじいさん』の版権を購入し、米国NBC放送に販売した。また、中国文化コンテンツ企業のチャイナセブンスターを買収するなど韓国と中国を中心にアジア市場を攻略している。昨年の売上は1096億ウォン(約118億円)、営業利益114億ウォンを記録した。