電気車にオールインするBMW…サムスンSDIと「バッテリー蜜月」

  • 2015年3月20日

ノルベルト・ライトホッパーBMW会長

BMWグループのノルベルト・ライトホッパー会長(59)は18日(現地時間)、「電気自動車(EV)i3を2013年に初めて発売して以来、購入者の4人に3人はBMWを初めて買うという人たちだった。それほどの新市場が開かれている」と話した。

ドイツ・ミュンヘンのBMWワールド(BMW Welt)で開かれた例年記者会見で、ライトホッパー会長は「全車種に電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHEV)モデルを導入する」とし「PHEVモデルの3eドライブをガソリンモデルの328iとほぼ同じ価格で来年内に発売する」と話した。

3eドライブは328iと同じ出力がありながらも燃費は328i(17.2キロ/リットル、欧州基準)より3倍近い47.6キロ/リットルに達すると分かった。

BMWは最も売れている車種3シリーズにPHEVモデルを追加し、小型車MINIブランドでも電気自動車を発売する。ライトホッパー会長は「市場を主導するには常に遠くを見なければならない」と強調した。

BMWはi3の発売で電気自動車市場に本格的に参入した。昨年i3は1万6052台販売されて日産リーフ、テスラモデルSに続きグローバル電気自動車市場で3位に位置した。昨夏に発売したPHEVスポーツカーi8は2億ウォン(約2100億円)台という価格にも昨年1741台が売れ、今年も注文が続いている。

BMWは電気自動車バッテリーを供給しているサムスンSDIとの協力を強化していく意思も明らかにした。

BMWのクラウス・ドレーガー購買担当社長は「昨年サムスンSDIと長期的な協力のための協約を結び、次世代バッテリーの開発に注力している」と話した。

ドレーガー社長は「来年発売予定のBMW3シリーズのプラグインハイブリッドモデルにもサムスンSDIのバッテリーが装着される」と確認した。

ドレーガー社長は「5~10年内に電気自動市場が急速に拡大して供給が需要に追いつかない状況が発生しない限り、(サムスンSDIでない)他のバッテリー会社と取り引きする計画はない」と話した。

一方、2006年からBMWを率いてきたライトホッパー会長は今年5月13日の定期株主総会でハラルド・クルーガー生産担当社長(50)に会長職を譲り監査委員会議長を引き受ける予定だ。