韓経:日米の失業率は20年ぶり「最低」…韓国は17年ぶり「最悪」

  • 2018年4月12日

韓国の失業率が3月基準で17年ぶりの最高水準となった。昨年、月20万-30万人水準だった就業者の増加幅は2カ月連続で10万人台にとどまった。米国・ドイツ・日本など主要先進国が経済好調などの影響で20年ぶりの最低失業率となった中、韓国だけが急激な最低賃金引き上げなどの余波で雇用が悪化する傾向だ。

韓国統計庁が11日に発表した「2018年3月の雇用動向」を見ると、3月の失業率は4.5%と、前年同月(4.1%)比0.4ポイント上昇した。2000年に現在と同じ基準で統計が作成されて以降、3月基準では2001年(5.1%)に次いで高い数値だ。失業者は125万7000人と、2000年以降3月基準で最多だった。就業者は先月11万2000人の増加となり、2月(10万4000人)に続いて2カ月連続で10万人台にとどまった。就業者増加幅が2カ月連続で10万人台となったのは2016年4-5月以来23カ月ぶり。最低賃金引き上げの影響を大きく受ける卸小売業で9万6000人、宿泊および飲食店業で2万人の就業者が減少した影響が大きかった。

こうした雇用状況悪化は先進国と対照的だ。米国は先月、失業率が4.1%と、17年ぶりの最低値となった。ドイツの先月の失業率は5.3%で、1990年10月の統一以降の最低値だった。日本は2月の失業率が2.5%と、24年9カ月ぶり最低値となった前月(2.4%)と似た水準だ。