韓経:徐敬徳教授「日常の中の『独島愛』に…キリンソウ配ります」

  • 2018年4月6日

徐敬徳・誠信女子大学教授

「人々が日常の中で『独島(ドクト、日本名・竹島)愛』を実践できる方法は何かをいろいろ考え、家や職場で簡単に育てることができるキリンソウの鉢植えを配ることにしました」。

「独島守護人」として有名な徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信(ソンシン)女子大学教養学部教授が、5日の植樹日に合わせてソウル明洞(ミョンドン)芸術劇場で独島の代表植物であるキリンソウ(日本名タケシマキリンソウ)の無料配布イベントを行った。このキリンソウは世界的に独島と鬱陵島(ウルルンド)地域だけに自生する韓国固有の植物だ。主に独島東島の岩石地帯に広く分布し、6~7月ごろに花が咲き、9~10月に種子を作る多年生植物だ。

徐教授が植樹日にキリンソウ配布イベントを行うのは今年で4回目だ。2015年にはガールズグループSunnyHill(サニーヒル)と初めて行事を行って以来、タレントのイ・ジエさんやサッカー選手のキム・ビョンジさん、歌手のDinDinさん、タレントのダニエル・リンデマンさん、漫画家のキム・プンさんやチュ・ホミンさんらが参加した。この日のイベントには女優キム・ギュリさんが才能寄付の形で参加した。

徐教授と独島の縁は10年前に遡る。2005年、米ニューヨーク・タイムズに独島の広告を出して国際的に話題を集めた。その後、国内外を行き来しながら地道に独島を広報してきた。徐教授は「当時、日本では『竹島の日』指定条例で騒がしかった」とし「誰かが行動しなければなければならないと考えた」と回顧した。

教育者として、徐教授は独島広報とともに教育の重要性を強調した。2013年独立記念館「独島学校」の初代校長に就任した後、各種教育プログラムやコンテンツ開発に尽力してきた。独島学校では8人の職員が小中高校生や大学生、家族単位の観光客や外国人を対象に独島の自然と歴史などを教えている。国内外を行き来しながら自ら独島教育を行う「移動独島学校」も運営している。

「独島が韓国の領土であることを伝えるためには国内教育が優先されるべきだと考えました。学生が修学旅行や遠足で独立記念館を訪問するということを考えました。博物館を見学した後、独島教育も一緒に受ければどうだろうかと思ったんです」。

キリンソウの配布も教育プログラムの一部だ。独島学校では教育を受けた学生が日常でも独島を思い出すことができるようにとキリンソウが配られる。植樹日に行われた配布イベントにも、市民のもとを訪ねて独島教育を実践するという徐教授の意志が反映された。徐教授はこの日、市民にキリンソウの鉢植えと一緒に、独島学校が製作した小冊子『独島の歴史物語』も添えた。「一度でもパンフレットをじっくり読めば、それ自体で教育効果がある」というのが徐教授の説明だ。

広報活動をしながら独島を数十回訪問したという徐教授は「日本が独島をあきらめるその日まで活動は止めない」と誓った。「幼い娘を見ながら、独島問題は私たちの世代で終わらせなければならないのではないかという考えがよぎります。子供世代に対する義務感が私を突き動かす原動力です」