韓経:11年ぶりに会う南北首脳…非核化「ワンショット妥結」試み(1)

  • 2018年3月30日

軍事境界線を越える趙明均統一部長官(左)が29日、板門店の北側の統一閣で南北高位級会談をするために軍事境界線を越え、北側の代表団と握手している。(写真=共同取材団)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が来月27日に板門店(パンムンジョム)の南側地域の平和の家で歴代3回目の南北首脳会談を行う。2007年10月に当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が首脳会談をした後、11年ぶりに南北首脳がまた会うことになる。北核とミサイル問題解決の転換点になることができるかに世界の注目が集まる展望だ。

◆「トップダウン」方式で非核化解決

北核問題は南北の最高責任者が「トップダウン」方式で解決しない限り進展を見るのは難しいだけに首脳会談を通じて糸口を解かなければならないというのが専門家らの大まかな分析だ。文大統領と金委員長の首脳会談の結果が続く朝米首脳会談の成否を分けるという展望まで出ている。

29日、板門店で開かれた首脳会談準備のための高位級会談で南北は首脳会談日と議題、実務準備などに焦点を合わせた。しかし、予想とは別に共同声明文には議題と関連した内容は明記されなかった。南北首脳会談の核心議題である非核化に関して双方がどのような反応を示したかは公開されなかった。

ただし、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は議題の設定について「双方の間で十分に意見交換があり、4月中に再び高位級会談で整理していくことにした」と伝えた。議題をあらかじめ具体的に設定する代わりに南北首脳間は虚心坦壊に様々な問題を包括的に議論する方向というものだ。非核化議題と関連しては「もう少し時間を置いて協議することにした」と説明した。日程を27日に定めた理由については「北朝鮮が特に避けようとした日程はなかった。大きな意見の差はなく決定された」と伝えた。南北首脳間ホットライン設置についても議論された。

北朝鮮側も金正恩体制以来、初めて開かれる南北首脳会談だけに徹底的に力を入れるものと予測される。今月25~28日に金正恩の中国訪問当時同行した最側近が大勢出席するものと見られる。北朝鮮のナンバー2とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)党組織指導部長を含め朴光浩(パク・グァンホ)宣伝扇動部長、金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長、李容浩(リ・ヨンホ)外相などの出席可能性が高い。