韓経:「米中通商戦争なら韓国の対中輸出30兆ウォン減少」

  • 2018年3月27日

米国と中国の「貿易戦争」で韓国の対中輸出が直撃弾を受けるという見方が出ている。韓国の対中輸出減少額は約30兆5000億ウォン(約3兆円)にのぼると予想される。

現代経済研究院は26日、トランプ米大統領が行政命令に署名したように中国からの輸入品の10%(500億ドル規模)に対して25%の関税を課し、米国の対中輸入がそれだけ減少すれば、韓国の対中輸出額は282億6000万ドル(約30兆5000億ウォン)減少するという分析結果を明らかにした。韓国の対中輸出額減少幅は昨年の対中輸出額1421億2000万ドルの19.9%、輸出総額5736億9000万ドルの4.9%に該当する規模。

米中貿易戦争は、トランプ大統領が中国産輸入品の10%に25%の関税爆弾を課すことを決めると、中国商務省が米国産の豚肉と鉄鋼パイプ・果物・ワインに15-25%関税を課すとして対抗し、本格的に火がついた。

韓国の対中輸出品目別の輸出減少額をみると、電気装備の輸出額が109億2000万ドル減で最も打撃が大きく、次いでIT(56億ドル減)、石油化学(35億2000万ドル減)、機械(27億2000万ドル減)、軽工業(23億6000万ドル減)の順だった。

一方、米国に対する中国の関税賦課は韓国の対米輸出に大きな影響がないと分析された。中国の対米輸入が30億ドル相当の2.3%減少しても韓国の対米輸出被害額は1億ドル未満と予想される。

現代経済研究院のチュ・ウォン経済研究室長は「米中貿易戦争で韓国の対中輸出に大規模な被害が予想されるだけに、韓中間で競合度が高い品目で反射利益を得られるよう韓国輸出品の米国市場シェアを高めることに力を注ぐ必要がある」とし「インドなど新規市場開拓を強化し、非価格競争力を向上させる努力を続けるべきだろう」と述べた。