韓経:「失敗を繰り返さない」…韓日米の安保責任者が「北核完全廃棄」協議

  • 2018年3月20日

韓日米3カ国の安全保障責任者が米サンフランシスコで協議し、韓半島(朝鮮半島)の「完全な非核化」問題を議論した。3カ国の安保責任者が集まったのは南北首脳会談と米朝首脳会談の開催が決まってから初めてとなる。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は19日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長とマクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、谷内正太郎国家安全保障局が17、18日(現地時間)にサンフランシスコで韓日米安保高官協議を行ったと明らかにした。金報道官は「出席者は韓半島の完全な非核化と南北および米朝首脳会談について協議した」とし「過去の失敗を繰り返さないのが重要だという意見で一致し、今後の数週間は緊密な連携を続していくことにした」と述べた。

◆青瓦台、異例にも協議を公開

青瓦台は1月13、14日にサンフランシスコで開かれた韓日米安保高官協議は公開しなかったが、今回は翌日に公開した。協議では北朝鮮に最大限の圧力を持続することで一致したという。当時、青瓦台は協議の事実を後に確認しながらも内容は明らかにしなかった。北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)参加がなんとか決定した状況で北朝鮮を刺激するのを避けるためと解釈された。協議は日本メディアを通じて韓国国内に伝えられた。

青瓦台が今回の協議を速かに公開したのは、南北および米朝首脳会談を控えて韓日米の確固たる連携を強調するためと考えられる。青瓦台関係者は「南北および米朝首脳会談が4、5月に開催される状況で、両首脳会談の成功が韓半島だけでなく北東アジアの平和と安定に重要だという認識で一致した」とし「このため韓米両国間の緊密な連携について深みのある協議をした」と伝えた。

鄭室長と徐薫(ソ・フン)国家情報院長が米国と日本を訪問した後すぐに3カ国間の安保高官協議が行われたのは日本側の意見が反映されたという分析も出てきた。北核問題をめぐり韓国・米国・北朝鮮の3者構図に戻る状況で日本が疎外されないよう外交的介入を強化するのではと推測される。安倍首相は16日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で北朝鮮との直接対話の意思を表しながら「金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長との会談を仲裁してほしい」と要請したと伝えられた。3カ国の安保高官協議が定例化される可能性も出ている。

◆韓国外交長官「北が非核化明示を約束」

15日に2泊3日の日程で訪米した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は19日(現地時間)、米CBS番組「フェイス・ザ・ネイション」のインタビューで「南北首脳会談で非核化問題を含む核心安保イシューを議論することを望む」とし「会談の前提条件として北に非核化約束を明確な言葉で示すよう要請し、金委員長は事実上そのようにした」と明らかにした。康長官はインタビューで「金委員長が(非核化を)約束したのか」という質問に対し「金委員長が約束した。北の最高指導者から直接出てきた最初の約束という点が重要だ」とし、このように明らかにした。

康長官は北朝鮮との対話の見返りに何を提供するのかという質問には「現時点で私たちは何も提供していない。対話のための見返りはないという点を明確にしてきた」と話した。トランプ米大統領が韓米貿易交渉と連係して在韓米軍撤収を示唆したという報道に関しては「私たちは同盟に対する米国の献身とその部隊(在韓米軍)が韓国に駐留するという点を絶対的に確信している」と述べた。