韓経:安倍氏「北朝鮮の非核化に具体的な行動が重要」…韓国国家情報院長「日本と緊密に協力」

  • 2018年3月14日

安倍晋三首相は13日、最近の南北、米朝首脳会談を相次ぎ成功させた韓国政府の外交努力に「日本も(韓国政府の努力を高く)評価する」と話した。ただし、韓国政府が推進している対北朝鮮政策に「非核化を前提にしなければならない」という条件をつけた。

安倍首相はこの日、南北、米朝首脳会談の推進状況を説明するために日本を訪問した徐薫(ソ・フン)国家情報院長を首相官邸で会って「(北朝鮮の)非核化を前提に北朝鮮と対話することを日本も評価する」と明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対北朝鮮特使団が米国と中国に続き、日本の支持を確認することで北朝鮮の非核化を前提にした「4強仲裁外交」が目に見える成果をあげていると評価されている。

◆安倍氏、「北朝鮮の非核化に向けた行動を」

安倍首相は「北朝鮮の核・ミサイル問題と日本人拉致問題を解決するというのは日本政府の基本方針」としながら「北朝鮮が非核化に向けて具体的な行動を取ることが重要だ」という点を明らかにした。北朝鮮の非核化実践が最も重要だという日本の立場を再度強調したと読まれる。安倍首相はまた、最近の「ジャパンパッシング(日本排除)」をめぐる論争を意識したかのように「日米韓が協力して北朝鮮の核・ミサイルと拉致問題解決のために全力を尽くそう」として「今後韓国と確かに連携していきたい」と付け加えた。

徐院長は「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が直接非核化への意志を明らかにしたのは意味が大きい」として「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を機に始まった韓半島の平和の波が良い流れにつながるためには、韓日間協力が何よりも重要だというのが文在寅大統領の意向」と伝えた。また、「今後韓半島の非核化と北朝鮮のミサイル問題の解決に向けて韓日両首脳間の意志の結合と緊密な協力が重要だ」とし「安倍首相とマイク・ペンス米副大統領が平昌五輪開会式に参加することで(対北朝鮮問題解決の)良い雰囲気が始まった」と話した。当初15分と予定されていた安倍首相と徐院長の面談が1時間近く続くなど、日本側は高い関心を見せた。

◆チョン・ウイヨン氏、文大統領の仲裁外交のためにロシア行き

徐院長は今月5~6日、チョン・ウイヨン青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長と共に対北朝鮮特使団として北朝鮮を訪問して金正恩労働党委員長と会談を行った。8~11日には米国ワシントンDCを訪問してドナルド・トランプ米大統領に金委員長と会う意向を伝え、トランプ大統領はこれを受諾した。前日、日本に到着した徐院長は同日、外務省飯倉公館で河野太郎外相と3時間面談を行い、最近の訪朝・訪米結果を説明した。

徐院長は安倍首相と面談後「安倍首相が最近の南北関係の進展、韓半島の非核化に向けた変化の動きについて『文大統領のリーダーシップに敬意を表わす』と述べた」として「これからの南北首脳会談と米朝首脳会談が成功裏に行われるようすべての協力と協調をすると述べた」と説明した。前日、北京を訪問して習近平中国国家主席と面談し、訪朝結果を説明したチョン・ウイヨン国家安保室長はこの日に1泊2日間の日程でロシア・モスクワへ向かった。チョン室長がロシアで誰に会うかはまだ定かでない。ウラジーミル・プーチン露大統領は18日に大統領選を控えており、チョン室長と面談の日程を決めるのが容易でないと伝えられている。