韓経:現代重工業、3年ぶり海洋プラント受注…5億ドル規模

  • 2018年1月29日

現代重工業が原油価格の上昇を受け、3年2カ月ぶりに海洋プラントを受注した。世界初の沿岸型LNG(液化天然ガス)生産設備を受注し、技術力まで立証したという評価だ。

現代重工業はカナダのスチールヘッドLNGと5億ドル規模のASLNG(沿岸型LNG生産設備)設計・建造契約を締結したと28日、発表した。現代重工業の海洋プラント受注は2014年10月以来となる。ASLNGは世界で初めてとなる新しい形態のLNG輸出基地。海岸に停泊した状態で陸上パイプラインを通じて入るガスを液化させ、LNGを生産できる。

遠海でLNGを生産するLNG-FPSO(浮体式原油生産保存および荷役設備)に比べて初期投資費用がはるかに少ない。海上で直接LNG船舶に積むことができ、陸地で生産されたLNGを輸出する場合よりはるかに経済性が優れているという長所もある。

全長340メートル、幅60メートル、重量7万4000トンにのぼるこの設備は、船体の部分に最大28万立方平方メートルのLNGを貯蔵できる。2024年からカナダのバンクーバー島西部沿岸「キースパー(Kwespaa)プロジェクト」に投入され、年間600万トンのLNGを生産する計画だ。スチールヘッドLNGの関係者は「カナダ西部沿岸のLNG開発に必要な核心設備」とし「世界最高レベルの技術力と建造能力を保有する現代重工業を事業者に選定した」と説明した。

現代重工業が引き受けることになった船体部分の契約規模は約5億ドル。今後、基本設計が完了すれば、契約金額を最終的に確定して建造に入る。国内の業界関係者は「海外有数の設計会社を抑えて韓国企業が設計と建造の契約を同時にすることになったのは非常に珍しい事例」と説明した。

現代重工業は海洋プラント市況が回復しているだけに、さらなる受注に向けて総力をあげる計画だ。2016年に1バレルあたり26ドルまで落ちた国際原油価格は昨年下半期から本格的に上昇し、最近は70ドルに迫っている。現代重工業は今年の海洋プラント部門の受注目標を16億ドルに設定した。