韓経:金剛山文化行事のために軽油を?…韓国政府「対北朝鮮制裁決議違反」苦心

  • 2018年1月29日

政府が2月初めに開かれる金剛山(クムガンサン)合同文化行事に関連して北朝鮮に石油精製品を供給する問題をめぐり、苦心していることが分かった。発電機と暖房機器などを作動させるためには軽油が必要だが、国連安全保障理事会の北朝鮮に対する制裁で石油精製品の搬入が難しくなったためだ。

政府関係者は28日「北朝鮮に文化行事に必要な電力供給の責任を負ってほしいと話したが、『韓国が作った施設なので安定的に電力を供給するのが難しい』と言われた。結局、電力は韓国が解決しなければならない」と話した。また「米国は北朝鮮に対する独自制裁で石油精製品の北朝鮮搬入を禁止しており、制裁抵触をめぐる論議が起きないようにずっと調整している」と付け加えた。

昨年12月に採択された安保理の北朝鮮に対する制裁第2397号によると、ガソリンや軽油など石油精製品の年間供給量上限線は50万バレルだ。金剛山南北合同文化行事に必要な軽油は約1万リットルと知られた。政府当局者は「北朝鮮で軽油を搬出した経路を安保理に詳細に報告し、使い残った燃料を再び持ってくれば格別の問題はないものと見られる」とし「米国独自制裁の場合、韓国政府が従う義務はないが、韓米同盟のレベルで事前に米国と緊密に関連問題を議論するだろう」と伝えた。

南北先発隊がそれぞれ両側の事前点検の日程を終えることで今後の日程が輪郭を表わしている。まず、北朝鮮元山(ウォンサン)馬息嶺(マシクリョン)スキー場での南北スキー選手の共同訓練は早ければ31日から1泊2日間行われると発表された。訓練には韓国側で国家代表常備軍や青少年代表級選手たちが参加する展望だ。金剛山公演は2月4日が有力視されており、公演場所は金剛山文化会館になるものと見られる。