韓経:韓国のOECD景気先行指数、38カ月ぶり「100」を下回る

  • 2018年1月22日

今年の韓国経済に対して楽観的な展望が相次ぐ中で、経済協力開発機構(OECD)で景気下降が予想される指標が発表された。統計庁が発表する景気先行指数も3カ月連続で下落し、景気回復に「警告」の信号が灯ったのではないかという懸念の声が出ている。

21日、OECDによると、韓国の昨年11月基準の景気先行指数(CLI)は99.9となった。OECD景気先行指数は6~9カ月後の景気の流れを予測する指標だ。100を基準としてそれを上回ると景気拡大局面、下回ると景気後退局面と解釈する。

韓国の景気先行指数が100を下回ったのは2014年9月(99.8)以降38カ月ぶりだ。韓国先行指数は昨年2~4月100.8となって頂点をつけた後、下降して昨年11月99.9まで下落した。このような流れはOECD全体の景気先行指数が上昇傾向を維持していることとは反対だ。

統計庁の先行指数も昨年9月以降3カ月連続で下落した。統計庁は景気後退局面を予告すると解釈するのは時期尚早の判断だと明らかにした。だが、専門家たちは半導体など一部業種の輸出好調に力づけられた景気好転がいつまで続くか確信することが難しい中で、内需消費増加が本格化しなければ今年上半期を頂点に景気が下り坂に入る可能性もあるという懸念の声も出ている。

韓国のOECD景気先行指数は2011年7月(99.7)から2014年10月(100.0)まで3年以上100を超えていない。そうするうちに2014年11月100.2で100を上回った後、着実に100以上を維持してきた。

特に、昨年2月から3カ月間100.8となり、最も高い水準を維持したが、その後下降して昨年11月100を下回った。

一方、OECD全体景気先行指数は韓国と反対の流れを見せ続けている。昨年3月100となって以来少しずつ上昇し、11月には100.2となった。2015年6月(100.2)以降最も高い水準で、世界景気回復の流れがずっと続くという信号だ。

OECD指数だけでなく、統計庁で発表する景気予想指標も流れが良くない。昨年11月を基準に今後の景気局面を予告する先行指数の循環変動分は前月より0.1ポイント下落した101.2となった。先行指数の循環変動分は9月から3カ月連続で前月より減少している。

統計庁は、確かに景気予想指標が否定的な信号を示しているが、景気傾向が下降するものと判断するにはまだ早いと説明した。

統計庁関係者は「確かに否定的な信号だが、それでも景気が下降すると見るにはまだ早い」とし「KOSPI(韓国総合株価指数)指数や長短期金利差など最近の指標を見ると反騰する可能性が大きいと見ている」と話した。