韓経:「未来食品」から目をそらす韓国

  • 2018年1月4日

世界が新たな市場を創出する未来食品産業に注目する中で韓国のグリーンバイオ政策はこれとはかけ離れているという指摘が出ている。

韓国で政府が支援する代替肉類と関連した研究開発プロジェクトはキム・ヨンフィ世宗(セジョン)大学食品生命工学科教授チームの1件だけだ。食品産業と関連した政府の研究開発投資が健康機能食品側に偏っているためだ。

第2次農林食品科学技術育成総合計画によると、昨年の高付加価値食品技術開発資金336億ウォンのうち機能性強化食品と食品核心素材など健康機能食品関連研究に半分水準の165億ウォンが投資された。残りの項目は食品品質管理と食品資機材新加工で未来食品開発と関係のない分野だった。

健康機能食品はひとつの製品を食べれば他のものは食べない「ゼロサム市場」だ。未来食品産業を育成するためには代替肉類など新たな領域への投資を増やさなければならないという声が出ている理由だ。植物性肉で牛肉と最も近いハンバーガー用パティを開発したと評価されるインポッシブルフードもこれを実現するのに5年余りかかった。

科学技術政策研究院(STEPI)のイ・ジュリャン研究委員は「植物性肉と高付加価値バイオ素材など初期市場開拓が必要な部分に投資を増やさなければならない」と話している。