韓経:成績振るわない韓中FTA…効果満点の韓越FTA

  • 2017年12月20日

2015年12月20日、韓国と中国、韓国とベトナムの自由貿易協定(FTA)が同時に発効した。2年が流れたいま、韓中FTAの成績表は振るわない。FTA発効後に両国間の貿易と投資はむしろ減少した。これに対しベトナムとのFTAは成功的だ。FTA発効後にベトナムは韓国の4番目の貿易相手国に浮上し、韓国製品のベトナム市場でのシェアは20%を超えた。

産業通商資源部は19日、こうした内容のFTA実績を発表した韓国の対中輸出額は2014年の1453億ドルから2015年には1371億ドルで5.6%減り、昨年は1244億ドルで前年比9.3%減少した。今年に入り11月までの輸出額は1283億ドルで前年同期比14.1%増えたが、韓国の全輸出増加率16.5%には満たなかった。

両国間の貿易額も2014年の2354億ドルから2015年が2274億ドル、昨年が2114億ドルに減少した。今年11月までの貿易額は2175億ドルで昨年よりは増加した。

韓国が中国に最も多く輸出した品目1位と2位は半導体とディスプレーだ。これら製品はFTA締結前から無関税でFTA恩恵品目ではない。産業通商資源部関係者は「中国政府の内需中心政策基調、景気不振にともなう消費心理萎縮、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題などで輸出が振るわなかった」と説明した。

両国間の投資も減少した。7-9月期基準で韓国の対中投資は21億8000万ドルと前年同期より20.2%減少し、中国の対韓投資は6億800万ドルで63.4%減った。

産業通商資源部は来年初めに始まる韓中FTAサービス・投資後続交渉で中国のサービス市場を攻略すると明らかにした。産業通商資源部は関連公聴会を来月5日にソウルで開く。

韓中FTAと同じ日に発効した韓国とベトナムのFTAは両国間の貿易と投資をともに増やした。ベトナムへの輸出額は2014年の224億ドルからFTAが発効した2015年には278億ドルと24.2%増加し、昨年は326億ドルで17.5%増えた。今年11月までの輸出額は437億ドルで前年同期比48.4%増加した。

両国の貿易額も2014年の304億ドルから2015年が376億ドル、2016年が451億ドルに増加した。今年11月までの貿易額は585億ドルで前年同期比43.0%増えた。

産業通商資源部関係者は、「韓国の電子企業の生産基地が中国からベトナムに転換され輸出と投資がともに増えた」とした。韓国は今年上半期までにベトナムに545億ドルを投資しベトナムに最も多く投資した国になった。