韓経:文在寅大統領「中国訪問、韓国外交の緊急な宿題終えたことに大きな意味」

  • 2017年12月19日

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、「国益中心の外交をするために韓国外交の裾野を広げる一方、実事求是(事実に基づき真理を探求する)実用外交をしなくてはならない」と話した。

文大統領はこの日青瓦台(チョンワデ、大統領府)迎賓館で開かれた在外公館長を招いての夕食会で、「既存の友好国間の伝統外交を重視しながらも外交領域を多角化するバランスの取れた外交をしなければならない」としてこのように明らかにした。夕食会には外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官ら閣僚と在外公館長180人ほどの230人余りが参加した。

文大統領は「大韓民国は大陸と海洋の交差点で分断されたまま強大国と隣り合っている。こうした地政学的条件はわれわれに多くの試練と苦痛を与えた」と話した。引き続き「しかしわれわれがやる事によってはわれわれの地政学的条件は大陸と海洋をつなぐ架け橋の国という祝福になり得る」と強調した。その上で「国会と政界でも既存の外交フレームから抜け出し韓国外交が進むべき方向に対してともに悩んでくれるよう願う」とした。韓米同盟を強調する野党に対し遠回しに批判したとの解釈が出ている。

文大統領は「実事求是実用外交」を注文し、「周辺4大国との協力をさらに固めていきながらもこれまで相対的におろそかにしてきた地域にさらに多くの外交的関心と資源を投資しなければならない」とした。続けて「今後新南方政策と新北方政策を通じ中国の一帯一路構想と連係して韓国の経済活用領域を広げるのに速度を出すことを望む」と話した。文大統領は「海外に進出した韓国企業を支援するために外交部が足で走ってほしい」という要請もした。

文大統領はこれに先立ち開かれた首席秘書官・補佐官会議で「韓国外交の緊急な宿題を年内に終えたことに大きな意味を置きたい」として中国訪問の成果をこのように自評した。文大統領は「特に経済分野だけでなく韓半島非核化と平和構築に向けた4大原則など、政治、安保分野まで含めて韓中関係の全面的な正常化と協力の基礎を固めたという点で非常に中身のある成果を上げたと評価する」とした。続けて「韓中両国は外部要因に揺らがず堅固で成熟した戦略的協力パートナー関係を構築することになった」とした。

また、中国国賓訪問期間に「1人飯」など中国側の「冷遇論」と関連しては、「外交関係は両国の民間友好感情増進も重要だ」と強調した。訪中2日目に北京のある一般食堂で朝食をしたのは冷遇されたのではなく中国人の歓心を買うための外交的行動だったという説明だ。

文大統領はこの日「公共ウェブサイト利用時にアクティブXだけでなく別途のプログラムインストールが必要ないノープラグインを政策目標に、公認認証書法制度改善、行政手続き変更などを2018年中に推進せよ」と指示した。パク・スヒョン報道官は書面会見で「まず国民の利用度が高い年末調整と政府24システムを対象にアクティブXを除去して国民満足度を高め、その後全公共部門に拡散する計画」と説明した。