韓経:パウエル元長官「北朝鮮はロケット実験楽しんでいる…興奮せず無視せよ」

  • 2017年12月12日

コリン・パウエル元米国務長官は11日、「北朝鮮はいまロケット発射実験をしながら楽しんでいる。われわれは(北朝鮮の挑発に)興奮せず傍観する必要がある」と主張した。

ジョージ・W・ブッシュ政権1期目で外交指令塔を務めたパウエル元長官はこの日ソウルの国立外交院で「核のない韓半島(朝鮮半島)、文在寅(ムン・ジェイン)政権の戦略と実行案」をテーマに開かれた「2017外交安保研究所国際問題会議」に参加しこうした内容の特別演説をした。パウエル元長官は「北朝鮮がロケット発射実験をするたびにCNNなどでニュースが出され反応がすごい。すると北朝鮮はとても攻撃的な話をして米国は大騒ぎする」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は(われわれが大騒ぎをするほど)さらに興奮するがそのまま無視しなければならない」と強調した。

パウエル元長官は「国際社会は民主主義を通じて外交力で北朝鮮に抑制力を加え北朝鮮と対話しなければならない。外交力を活用して政治的力を発揮し北朝鮮(の挑発)行動を非難しなければならない」と話した。続けて「韓国政府はもちろん米国など世界すべてのリーダーが力を合わせ北朝鮮に圧力を加えなければならない。北朝鮮に絶対イニシアチブを与えてはならない」と付け加えた。

パウエル元長官はまた「北朝鮮は米国を侵攻すればすぐに攻撃され米国に対する攻撃は北朝鮮の自殺行為であることをわかっているのでしないだろう」としながらも、「ただ北朝鮮は核兵器を活用中で(米国の)同盟国に核兵器を使いそうだと疑われるが、こうすれば結局政権破壊につながるだろう」と予想する。

彼は韓半島内での戦争勃発の可能性に対しては「政治的環境が崩壊しなければ武器使用の可能性は判断できないが、まだしなければならないことが多く残っている。(現在の)政治的状況を見れば5%程度だ。トランプ米大統領はとても極端な言葉を使っているもの」と述べた。

北朝鮮の核解決と関連し中国政府が微温的なことに対しては、「中国が北朝鮮政権の核兵器を制裁せず放置しておく理由がある。韓国との間に北朝鮮を置くことが緩衝装置として役立つためだ。北朝鮮政権が突然消えるならば米国が北朝鮮まで占領し不安定性が大きくなるだろう」と予想した。