韓経:9カ月ぶりに帰ってきた中国人団体観光客…ショッピング日程からロッテ免税店抜ける=韓国

  • 2017年12月4日

中国人団体観光客が帰ってきた。

中国当局が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する報復措置として韓国団体観光を禁止してから約9カ月ぶりに北京から出発した最初の中国人団体観光客が2日に仁川(インチョン)国際空港を通じ入国した。彼らはアシアナ航空と北京悦天旅行者が連係した32人で、ビザを駐中韓国大使館に申請しTHAAD問題後「第1号団体ビザ」を発給された。

今回の団体観光は中国国家観光局が先月28日に北京と山東省地域会議で韓国行き団体観光を一部許容することにした後で初めてのもの。国家観光局は団体観光を一部許容しながらも地域区分が崩れることを懸念し、オンラインを通じた旅行客とクルーズチャーター利用、団体観光を禁止した。

ソウル・梧柳洞(オリュドン)にあるホテルで荷物を下ろした観光客は5日間にわたり景福宮(キョンボックン)と南山(ナムサン)タワー、韓屋マウル、清渓川(チョンゲチョン)、広蔵(クァンジャン)市場、仁寺洞(インサドン)などソウルの主要スポットのほか、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の第3トンネルとプロバンスなどを訪問する。中国当局がロッテ免税店でのショッピングやロッテホテルへの投宿などロッテと関連したプログラムは禁止していることから、免税ショッピングはロッテ免税店を除いた別の店を利用する計画だ。

旅行業界では今回の団体観光客訪問について、両国関係回復の出発を知らせる意味があるとみている。北京と青島が含まれた今回の団体はすでに1カ月前から準備されていたが、最近になり団体ビザ発給問題が解決され訪韓した。

中国専門旅行会社関係者は「今回の団体の規模は大きくはないが、ビザ発給基準が相対的に厳格な青島地域で受けたという点に現地旅行会社も鋭意注視している」と話した。

だが今回の旅行商品が低価格という点に伴う懸念も出ている。通常4泊5日の日程の韓国旅行商品の価格は70万ウォン(約7万2380円)台だが、今回の商品は27万9000ウォンだ。新天地旅行会社のチョ・チャンヒ代表は「韓国が中国人団体観光にばかり関心を持ち、彼らがどのような商品を通じて入ってきたのか何の関心もないようでもどかしい。低価格観光商品がそれとなく再び登場して広がる場合、多くの団体観光客が来ても何の効果もない」と強調した。

韓国観光公社ミーティングインセンティブチーム長のパク・チョルボム氏は「中国人団体観光市場が再開されるには市場で60%以上を占める広州など上海以南地域に対する団体ビザ制限措置が解除されなければならない。今回中国政府が団体観光ビザ申請を拒絶しなかったという点で意味はあるが、本格的な市場再開は来年1~2月にも可能だろう」と話した。