韓経:SKT、太平洋渡りペルーに「ICT韓流」伝える

  • 2017年11月24日

「ティアモ・コレア、グラシアスSK(愛してます韓国、ありがとうSK)」

SKテレコムの移動型情報通信技術(ICT)体験館「T.um(ティウム)モバイル」が南米ペルーにもオープンした。T.umモバイルが海外に紹介されたのは今年2月、世界最大の移動通信博覧会であるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)が開かれたスペイン・バルセロナに続き今回が2度目だ。K-POPやドラマを越えてICTに「韓流」の領域を拡張させていると評価されている。

SKテレコムは22日(現地時間)、ペルーの首都リマにあるスイジャ小学校でT.umモバイル開館記念式を行った。スイジャ小学校の生徒100人余りはこの日、T.umモバイルでスマート・ロボット「アルバート」を活用したコーディング教育、拡張現実(AR)・バーチャルリアリティ(VR)機器を活用した童話口演など多様な情報通信技術を体験した。

SKテレコムは島・山間地域のICT情報格差の解消のために2014年8月にT.umモバイルを初めてリリースした。この3年余りの間、国土最南端の小学校がある済州道加波島(チェジュド・カパド)から西海(ソヘ)最前方の延坪島(ヨンピョンド)まで韓国内外33カ所を回った。ことし2月には世界移動体通信事業者協会(GSMA)の公式招請を受け、MWC2017行事が開かれたスペイン・バルセロナまで進出した。

T.umモバイルはMWC期間に現地メディアのスポットライトを浴び、ペルー・パラグアイ・アルゼンチンなど南米地域のスペイン語圏国家でうわさが広まったことで、これらの国から相次いで招請を受けた。そのうち韓国とのICT事業協力に積極的で、最近南米韓流ブームの中心地に浮上したペルーを選択し、ことし上半期からT.umモバイル開館を準備した。建物の改造および製作だけでことし7月から2カ月かかった。船舶でペルーに移すのにさらに1カ月かかった。T.umモバイル製作費と船舶運送費など、数億ウォンに及ぶ費用はSKテレコムが負担した。

T.umモバイルのペルー進出はSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が「ニューSK」経営の話題で提示した「社会的価値の創出」とも脈絡を同じくする。崔会長は先月、SK最高経営者(CEO)セミナーで「社会的価値の創出は社会的企業はもちろん、営利企業の存在理由に変わりつつあるという事実を認識しなければならない」と強調した。

SKテレコムはこの日開館したT.umモバイルをペルー政府に寄贈することにした。ユン・ヨンチョルSKテレコム統合コミュニケーションセンター長は「ペルーに進出したT.umモバイルはグローバルな社会的価値を実現するための意味のある第一歩になるだろう」と話した。