韓経:「韓国、デジタルヘルスケアで67兆ウォン医療観光市場の先取りを」

  • 2017年11月20日

韓国外保健医療専門家らがグローバル医療観光市場を分析して医療の海外進出戦略とデジタルヘルスケア産業の最新動向を議論する場が開かれる。

保健福祉部と韓国保健産業振興院は今月21日と22日、ソウル三成洞(サムソンドン)COEXで「メディカルコリア2017」を開催することしで8回目となる行事のテーマは「グローバルヘルスケアの新しい挑戦と未来のための洞察」だ。123人の専門家が18セッションで講演と討論をする予定だ。医療機関展示会、ビジネス相談会、採用博覧会も開かれる。保健医療実務者だけでなく、未来従事者が情報を交換してネットワークを築く機会になる見通しだ。

今回の行事では韓国が世界的な医療観光地として発展するための戦略を模索する場が設けられる。米リサーチ会社AMRによると、健康とウェルビーイングに関心が高まりながらグローバル医療観光産業は2016年611億ドル(約6兆8447億円)規模に成長した。シンガポールとタイは医療観光産業を高付加価値産業に分類して外国患者の誘致競争を展開している。韓国も中国、米国、ベトナムなどの地域への海外進出を積極的に推進している。昨年、韓国医療の海外進出は156件で、韓国医療サービスや人材、技術力需要が増える傾向だ。競争国の事例を通じて韓国の医療観光産業の育成計画と海外進出戦略を点検する必要性が提起される理由だ。

医療ガイドブック「Patients Beyond Borders」のジョセフ・ウッド代表と国際メディカルトラベルジャーナル(IMTJ)のキス・ポラード代表、マレーシア・ヘルスケア観光委員会のシェリーン・アズーリ代表は米国、中東、マレーシア医療観光市場の動向と話題を紹介する。米サンディエゴ大学マーケティング学科のマリア・ニアジェバ教授とグーグル・マーケティングソリューション本部のキム・ギョンフン常務は医療観光地としてブランドの構築方法とデジタルマーケティング戦略を発表する予定だ。

ブランド専門家であるイランゲバ&フレンズのイラン・ゲバ代表は患者としての経験が医療観光産業に及ぼす影響について講演する。この他に中東、中国、ユーラシア保健医療市場の進出事例と成功戦略の分析、現場コンサルティングも進める。国家別保健医療免許情報、人材需要分析を通じて韓国内優秀な人材の海外進出の活性化戦略を議論する予定だ。

第4次産業革命時代に歩調を合わせてデジタルヘルスケアに関するカンファレンスも開かれる。世界ヘルスケア専門誌「Insight Journal」のデービッド・フリードマン代表は保健医療産業の変化を招く条件で脱国境、脱病院、民主化を提示する。ICT融合技術の医学分野に対する適用事例を調べ、韓国デジタルヘルスケア技術の現住所を確認する時間も設けられる。

今年は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を契機に、韓国医療を対外的に発信するための広報館が設置される。訪韓する五輪選手と観光客に対するスポーツリハビリ分野の医療観光誘致策を模索する「平昌冬季五輪-医療観光連携戦略」の特別セッションが開かれる。平昌冬季五輪組織委員会最高医療責任者を務めている延世(ヨンセ)大学原州(ウォンジュ)医科大学リハビリ医学教室のイ・ヨンヒ教授が「スポーツ選手を負傷から保護する方法」というテーマで講演する。

海外バイヤーとスピーカーが平昌地域の文化と優秀な医療機関を体験するプログラムもつくられた。イ・ヨンチャン韓国保健産業振興院長は「行事最終日にウズベキスタン、カザフスタン、インドネシア、ロシアなど7カ国と医療輸出協約の締結式を準備している」とし「国内医療機関の海外進出の成果も確認できるだろう」と話した。