韓経:3不政策「伏兵」は残るが…韓国抱き込みに出た習近平(2)

  • 2017年11月13日

◇中国が関係改善に積極的な理由は

両首脳は12月に中国・北京で会い追加議論を継続して本格的な関係改善を模索することにした。また、韓半島の安保状況を安定的に管理する必要があるということで一致した。

今回の会談だけ見れば中国が韓国より両国関係改善にさらに強い意志を見せたという評価が出ている。一触即発の北朝鮮の核危機、日米主導の「インド太平洋安保構想」急浮上など、北東アジアの変化する安保環境で韓国を「友軍」に引き込む必要性が大きくなったというのがその背景に挙げられる。「社会主義現代化強国」という目標を掲げた中国としては韓半島での武力衝突の可能性を減らすのに中国が寄与しているという内外の評価が必要だったというのが専門家らの診断だ。そうするには韓国と手を組んで韓半島の状況を安定的に管理するのに注力するほかないということだ。

軍事問題研究院のキム・ヨルス安保戦略室長は「中国も北朝鮮の核問題が自国の死活に影響を与える核心危機を呼び起こす要因とみている。北朝鮮の核問題を解決すれば一次的に米国が最も大きな恩恵を受けるように見られるが世界的強国になろうとする中国がさらに大きな利益を得るだろう」と説明した。

こうした中国の変化が「諸刃の剣」になりかねないとの懸念も提起される。亜洲(アジュ)大学中国政策研究所のキム・フンギュ所長は、「今後中国は南北どちらの肩も持たず双方に影響力を行使できる形態に進むだろう。そうするには韓半島で対立を起こすよりも対話しながら南北を管理可能な体制に転換しようとするだけに韓国が過去より中国の影響力をさらに受ける可能性がある」と予想した。キム所長は「韓国が米国との関係で名分を得て実利を与えたならば、中国との関係では反対に名分を与えて実利を得る形態に変わらなければならない」と指摘した。