韓経:ソウル大学工学部教授の嘆き「韓国は第4次産業革命決定障害」

  • 2017年10月30日

「ゴールデンタイムを逃した」「核心部品はほとんど外国製だ」。

ソウル大学工学部の教授6人が29日に出した第4次産業革命時代の韓国の現住所だ。自動運転車分野では米国と最長20年まで格差が広がったという警告が出された。シーメンスなどドイツ企業はスマートファクトリーを中心に先導者の座を確固と固めているというのが彼らの説明だ。「模倣者」の中国もドローン分野でDJIをはじめとする世界的先導企業を輩出している。

来月1日に開幕する「グローバル人材フォーラム2017」のテーマは「私たちが作る未来(Future in Your Hands)」だ。第4次産業革命がもたらす未来を私たちのもので作ろうという意味だが、韓国ははるかに後れを取っているという自省があふれる。

韓国の第4次産業分野を導くソウル大学工学部教授は「人に対する投資」をおろそかにしてきた代価をしっかりと払わされていると口をそろえた。韓国政府は短期成果に執着して人材育成に疎かにし、企業は決定障害に陥っているというのが彼らの一貫した懸念だ。任期にしばられた経営陣が長期的な未来投資を敢行しにくい構造という手厳しい指摘も出した。

ソウル大学ビッグデータ研究院のチャ・サンギュン院長は「米国と中国では創業第1世代が破壊的革新を牽引しているが、韓国は先頭を進んでいるというソウル大学とKAISTですら創業が途切れて久しい」と指摘した。自動運転車を研究する電気情報工学部のソ・スンウ教授は「人工知能(AI)の目の役割をするカメラなど核心部品はほとんど外国製。ハードウェア分野で戻れない川を渡っている」と懸念する。

AIロボット専門家であるコンピュータ工学部のチャン・ビョンタク教授は「1等戦略を推進するには国レベルの人材養成が必須。基本技術と人材に投資してこそ、時が来た時に機会をつかむことができる」と強調した。