韓経:【社説】新韓流・農業で発見する韓国輸出の潜在力

  • 2017年9月25日

K-POP、Kドラマなどに続く新韓流とし「Kフォーマット」が海外で脚光を浴びているという。Kフォーマットとは韓国の芸能番組やドラマの企画から構成、制作方式までの過程であり、海外販売を念頭に置いた概念だ。

国内放送界の昨年のKフォーマット輸出額は5000万ドルと推算される。6年間に50倍ほど成長した。韓国芸能番組方式がゴールデンタイムに米国で放送され、欧州にも輸出されているという点で質的にも目を引く飛躍だ。最近は中国の牽制のため輸出韓流の拡散が停滞しているだけに、なおさらうれしい。

Kフォーマットの躍進は文化コンテンツ産業には開拓する分野がいくらでもあり、未開拓市場も十分にあるという事実を見せている。結局、コンテンツの競争力とセールス力にかかっている。

今年上半期の農食品輸出額が過去最大の33億ドルになった点も同じ脈絡で見ることができる。韓中FTA、韓米FTAなど開放幅が拡大するたびに「韓国農業は死ぬ」という懸念と敗北意識ばかりが浮き彫りになっていた。しかし海外進出の道もそれだけ拡大した。3倍の価格の差でも韓国産の粉ミルクと牛乳を好むという中国高級消費者をつかめば活路はある。羅州(ナジュ)の梨がデンマーク王室の関心を引いて輸出につながることになったという事例を見ると、オランダやニュージーランドへの輸出戦略も不可能ではない。

Kフォーマットの躍進、農食品の善戦に輸出の新たな可能性が見える。米国ドラマを輸入してきた韓国が米国への輸出を実現させたように逆発想も必要だ。日本に初めて輸出された漣川(ヨンチョン)カボチャは挑戦できない市場はないという点を見せた。「斜陽企業」はあっても「斜陽産業」はない。政府も企業が何を必要とするのかを確認しなければいけない。「監督・指導」より「支援」が優先であるのは言うまでもない。