韓経:資金源失った北朝鮮、「ビットコイン採掘」でドル稼ぎ

  • 2017年9月15日

北朝鮮が仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)を採掘して外貨稼ぎをしているという分析が出てきた。仮想通貨は国連制裁と関係なく採掘が可能なうえに、マネーロンダリングも容易だ。

米国CNBC放送は13日(現地時間)、米情報分析会社のレコーデッドフューチャー(Recorded Future)を引用し、ことし5月から北朝鮮でビットコイン採掘活動が活発になっており、北朝鮮がこの仮想通貨を通じて政権維持に必要な資金を用意する可能性があると報じた。レコーデッドフューチャーはグーグルベンチャーズ、米中央情報部(CIT)傘下ベンチャーキャピタルであるインキュテル(In-Q-Tel)が出資した会社だ。

今年に入って国連は、弾道ミサイルを相次いで発射し第6次核実験をした北朝鮮の資金源を遮るために制裁を強化している。年初に比べてビットコインの価値は3倍以上に上がった。

北朝鮮の最大貿易国である中国もビットコイン取り引きが活発だ。北朝鮮のような統制された国で国家でなく個人が採掘活動をすることは難しい。

このような状況を考え合わせると仮想世界で採掘するビットコインが北朝鮮の資金調達対案になりえるというのが同社の分析だ。レコーデッドフューチャーのプリシラ・モリウチ理事は「北朝鮮がどれほど多くのビットコインを採掘中なのかは分からないが採掘に取り組んでいるのは確実だ」と話した。

米財務部は2014年に仮想通貨が国際社会制裁を避ける手段になり得ると警告した。最近では北朝鮮が韓国内の仮想通貨取引所をハッキングしてビットコインなどを奪取しようとしたという米サイバーセキュリティー業者の分析も出ている。

北朝鮮の採掘活動は弾道ミサイル発射などサーバーを他の用途に使う場合、多少減少するものと観測された。レコーデッドフューチャーは「北朝鮮の採掘は5月17日から活発になったが、これはランサムウェアWannaCry(ワナクライ)と関連しているものとみられる」と明らかにした。

WannaCryは5月12日に広がり始めた。5日間過ぎてからサーバーを再び採掘用に使ったという。