「Kビューティー」熱風で生き返った韓国企業(2)

  • 2015年4月10日

DVR開発業者のコスオンも中国企業の低価格攻勢で2013年までは赤字を避けられなかった。コスオンは太平洋技術研究所の出身者イ・ドンゴン代表を前面に出して化粧品製造開発生産(ODM)業者に変身した。アモーレパシフィックなどに納品することに成功し、2013年106億ウォンだった売り上げは昨年265億ウォンになった。今年コスオンは売り上げが900億ウォンを超えると期待している。「第2の韓国コルマー」という評価も出てくる。

◆製造業の活力素になるか

アモーレパシフィックから始まったKビューティー熱風が韓国の限界企業を生き返らせているという分析が出てくる。中国の需要を狙って企業らが相次ぎ工場を作って製造業の新たな活力素になっているためだ。サンソンL&S関係者は「増える需要に合わせて今年中に京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)に工場を追加で作ることにした」と話した。韓国鋳鉄管も鼻パックの販売が急増すると昨年末、慶尚南道(キョンサンナムド)の梁山(ヤンサン)工場を大きく増設した。

国内の中堅・中小企業も相次いで化粧品事業進出を宣言している。70年間、陶磁器だけを作ってきたヘンナム磁器や時計業者ロマンソンなどだ。ディスプレイメーカーの現代(ヒョンデ)アイビティも毎年赤字が続くと化粧品事業に進出して最近、肌に塗る「ビタブリッドC」を出した。

こうした雰囲気について警戒の声も出てくる。ハナ大韓投資証券のパク・ジョンデ研究員は「飽和状態の化粧品市場で出血競争が深刻になっている」として「特定商品に依存するよりもブランド認知度をアップするのが必要な時」と話した。