韓経:サムスン電子、国内外の悪材料にも米ダウ・ジョーンズ社会的価値1位に

  • 2017年9月11日

サムスン電子がことしの米ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)評価で社会的価値部門1位に上った。昨年、ギャラクシーノート7のバッテリー発火事件と李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の収賄罪有罪判決など対内外の悪材料にもサムスン電子の企業価値が高く評価されているという意味に解釈される。

サムスン電子は「2017DJSI World」評価でコンピュータおよび周辺機器・事務用電子製品業種で社会的価値部門1位に上ったと10日、明らかにした。DJSI Worldはダウ・ジョーンズとスイスの投資会社ロベコセムが共同で社会経済環境など3部門の持続可能価値を毎年評価している。全体の評価対象企業のうち上位10%だけがDJSI Worldにラインクインされる。サムスン電子は2009~2015年7年連続でランクインし、昨年外されて以来ことし再びランクインした。

社会部門は▼企業の透明性と社会的価値▼人権と労使関係▼役職員の会社満足度▼企業の社会貢献活動--などを総合評価する。李副会長に対する有罪宣告にもかかわらず、サムスン電子が競争会社のうち1位に上ったのは、まだ1審であるうえに韓国独特の政治的状況に関連した判決に見る海外投資家の見解が反映されたという分析だ。情報技術(IT)機器を活用して教育部門で特化したサムスン電子のグローバル社会貢献プログラムも高い評価を得たと伝えられた。

サムスン電子は経済部門評価で6位、環境部門は3位に上った。昨年、ギャラクシーノート7のバッテリー発火事件にもかかわらず、迅速で思い切ったリコール対策を発表したのが高く評価された。また、10億ウォン(約9611万円)以上の支援金理事会の承認とガバナンス委員会の新設など理事会の透明性とリスク管理能力を高めたのも肯定的に反映された。

サムスン電子が属したコンピュータ・周辺機器・事務用電子製品業種はHP、コニカミノルタ、エイサー、リコー、富士フイルムなど20社のグローバル企業が含まれた。この中でサムスン電子をはじめ、5社だけがDJSI Worldに含まれた。全体の評価対象企業は計2528社で、この中でDJSI Worldに入った韓国企業は23社に過ぎない。サムスン電子関係者は「今回の評価結果は前例ない厳しい経営環境の中でもサムスン電子の経営体質が持続可能な方向に改善されていることを見せている」と話した。