韓経:サムスン、20世紀フォックス・パナソニックと「テレビ連合」に

  • 2017年8月29日

ハリウッド映画制作会社である20世紀フォックスと日本のテレビメーカーであるパナソニックがサムスン電子が主導する次世代映像技術規格である「HDR10プラス」の陣営に合流した。HDR(High Dynamic Range)は「明るいところではより明るく、暗いところではより暗く」を前面に出してテレビ映像の表現力を高める次世代規格と評価される。

サムスン電子は28日、20世紀フォックス・パナソニックと共に「HDR10プラス」連合を結成すると発表した。4月、コンテンツ流通業会社であるアマゾンがHDR10プラスを採択したことに続き、約4カ月でコンテンツ制作会社とテレビメーカーが合流した。この会社は来年初め、HDR10プラス技術を認証する機関を設立することにした。

「HDR10プラス」はサムスン電子が開発したHDRの次世代標準規格だ。映画の特定場面に適合した明暗比と鮮明な色彩を表現でき、超高画質のテレビ映像に原作者の意図をより正確に反映して表現することができる。米国の音響会社ドルビーとLGエレクトロニクスはこれに対抗する「ドルビービジョン」を前面に出して次世代技術標準をめぐる主導権争いが激しくなっている。

サムスン電子は技術エコシステムを拡大するために3月「HDR10プラス」技術を開放型で公開した。HDR10プラスは有料で配布されるドルビービジョンとは異なり、無料で使える。これを通じて世界的なテレビメーカーとコンテンツ制作・流通会社が「HDR10プラス」採択を加速化するものと期待している。サムスン電子映像ディスプレイ事業部のチュ・ジョンソク専務は「サムスン、20世紀フォックス、パナソニックのパートナーシップは、消費者がHDR10プラスをまともに経験できるきっかけになるだろう」と話した。