韓経:「数千億ウォン台の粉飾決算」 検察が捜査へ…韓国航空宇宙株16.5%下落

  • 2017年8月3日

韓国航空宇宙(KAI)の株価が検察の粉飾決算捜査で急落した。

2日の有価証券市場で韓国航空宇宙は8700ウォン(16.57%)安の4万3800ウォンで取引を終えた。午後1時40分ごろまで横ばいだった韓国航空宇宙は検察の捜査が伝えられた直後に急落し、一時は落ち幅が20.19%となった。

株価が短時間に急落すると、一時的に単一株価売買に取引を転換する変動性緩和装置(VI)が発動されたりもした。韓国航空宇宙は先月14日に検察が本社を家宅捜索した後、3週間で株価が28.2%下落した。

韓国航空宇宙の軍需産業不正疑惑を捜査中の検察は、韓国航空宇宙が2013年から部品原価を高めるなど最大数千億ウォン規模の粉飾決算をした疑いがあるとみて調べているとこの日、発表した。検察は韓国航空宇宙が回収できない資金まで会計帳簿に正常な収益として含めたと主張した。

2013年にイラクに24機の国産戦闘機FA-50を輸出し、空軍基地の建設などまで一括受注する内容で約3兆ウォン(約2940億円)の契約を締結したが、資金をすべて回収できなかったというのが検察の主張だ。また高等訓練機T-50系列航空機、機動ヘリコプター「スリオン」など主力製品の部品費用を水増しし、利益を過大計上したとみている。

韓国航空宇宙と同社の監査人の三逸会計法人は粉飾決算ではないと反論した。韓国航空宇宙の関係者は「1999年の設立以降、航空産業の特性に合わせて同じ基準で会計処理をしてきた」とし「中途金が入ってこなくても工程の進行率に基いて売上高を認識したことについて検察が誤解している」と述べた。

この日、株式市場で韓国航空宇宙が急落すると、他の防衛産業株も同時に下落した。ハンファテックウィン(-3.88%)、LIGネクスワン(-3.52%)が検察の発表直後に下落した。