韓経:「現代ロテム、4年以内に世界5位の鉄道企業に」

  • 2017年7月17日

現代ロテムのキム・ヒョンウク鉄道営業本部長(専務)

「4年以内に日本の日立、ドイツのシーメンス、米国のゼネラルエレクトリック(GE)などを上回って世界5位の鉄道企業になることが目標」。

昨年、過去最大の鉄道受注実績(2兆8000億ウォン)を出した現代ロテム。同社の受注に寄与したキム・ヒョンウク鉄道営業本部長(専務)は16日、「2018年と19年に鉄道部門で5兆8000億ウォン(約5800億円)の受注を達成し、2020年まで世界5位以内に入りたい」と述べた。京畿道儀旺(ウィワン)の現代ロテム本社で行った韓国経済新聞のインタビューでだ。

世界鉄道企業の順位で現代ロテムはGE(5位)、シーメンス(6位)、ステッドラー(7位)、日立(8位)に続いて10番目。キム本部長は「現代ロテムは無人運転電動車分野ではすでに世界1位になっている」とし「全体の電動車分野でも世界6-7位であるだけに不可能な目標ではない」と強調した。

追加受注の期待も大きい。15年間にわたり海外営業を担当してきたキム本部長は「狭い国内市場から抜け出してグローバル企業に生まれ変わるには海外でさまざまな収益源を発掘する必要がある」とし「現在ポーランドで大規模な受注を控えていて、台湾やカナダでも受注が期待される」と話した。現代ロテムは今月7000億ウォン規模のポーランド・ワルシャワ路面電車(トラム)213両の受注事業を獲得する見込みだ。

一つ惜しまれる点は高速鉄道の受注だ。近距離移動手段の電動車分野では強いが、事業規模が数兆ウォン台にのぼる長距離高速鉄道分野ではまだ海外受注の実績がない。一方、世界トップの鉄道企業の中国CRRCはインドネシア(150キロ区間)、タイ(867キロ)、米国(370キロ)などで、日立と川崎はインド(500キロ)、タイ(670キロ)などで大規模な高速鉄道を受注した。中国政府は無保証・無担保・利子率0%など破格的な政策資金を動員し、自国企業の受注を後押ししている。

キム本部長は「中国は習近平主席と李克強首相が、日本も安倍首相が乗り出して大規模な高速鉄道事業を受注している」とし「韓国も個別企業の努力だけでは受注に限界がある」と話した。