飽和議論の中でも…コーヒー専門店、昨年999カ所急増=韓国

  • 2015年4月20日

IFCモールから汝矣島(ヨイド)駅の方に向かうソウル汝矣島「国際金融路2ギル」の250メートル区間には、アンジェリナス・カフェベネ・スターバックス・パスクッチなど有名フランチャイズのコーヒーショップが密集している。このように「1店の向かい側に1店」のような様相を確立しているためにコーヒー専門店市場は飽和状態だという主張が多い。

だが10大コーヒーフランチャイズの店舗はこの1年で1000店ほど新しく増えた。創業アイテムとして依然、人気を享受していることだ。

19日、関連業界によればエディヤ・カフェベネ・アンジェリナス・スターバックス・トゥーサムプレイス・ホリーズコーヒー・トムアンドトムス・パスクッチ・カフェドロップトップ・コーヒービーンなど10大(店舗数基準)コーヒー専門店はこの1年で999店舗増やした。

エディヤの出店が最も多かった。昨年376店舗をオープンさせて店舗数は 1200店を超えた。CJフードビルのトゥーサムプレイスは436店から600店に増えた。2番目に多い増加だ。スターバックス121店、アンジェリナス82店が新たにドアを開けた。

地方出店と高級化がこの頃のコーヒー市場の特徴として挙げられている。エディヤのムン・チャンギ会長は「京畿道(キョンギド)だけを見回してもオープン店舗が多い」として「地方商圏を攻略して今年は400店以上出す計画」と話した。

トゥーサムプレイスは嶺南(ヨンナム)圏攻略を強化している。イ・ファソンCJフードビル部長は「大邱(テグ)・釜山(プサン)など地方の大都市のビル所有者が1階に入店を要請する例が多い」と説明した。CJフードビルは嶺南地域進出を拡大するために加盟店の教育機関であるCJフードビルアカデミーを10日、釜山釜田洞(プジョンドン)に開いた。イ部長は「ソウルを訪れる加盟店主の不便を減らすために」として「年末までに大田(テジョン)・忠清(チュンチョン)にも教育拠点をつくる計画」と伝えた。

ホリーズコーヒーとスターバックスは原豆の品質を高めた高級店舗を増やしている。ホリーズコーヒークラブ、スターバックスリザーブなど高級店舗では世界の有名産地で栽培した「スペシャルコーヒー」を売る。ホリーズコーヒー関係者は「高級店舗はこれまでの店舗との差別化が可能で、店を増やしやすい」と話した。アメリカーノよりも2倍ほど高いがコーヒー愛好家の需要は侮れないという説明だ。

飽和議論がある中でも当分コーヒー専門店の出店が続くというのが専門家たちの診断だ。消費者のコーヒー専門店への来店が依然として増加しているからだ。カン・ビョンオ中央(チュンアン)大学兼任教授は「1人あたりのコーヒー消費量がいまだ先進国よりも少ない上に、トレンドを主導するほどのアイテムがない状況なので創業を目指す人がコーヒー専門店を好んでいる」と診断した。彼は「カフェベネの氷水、カフェママスの青ブドウジュースのようにコーヒー以外の核心メニューを持つブランドを選ぶのも考慮してみる必要がある」とつけ加えた。