韓経:韓国旅行アプリ、まず中国人観光客をターゲットに

  • 2017年6月21日

外国人対象の韓国旅行アプリケーション「ウィコリア」を開発中のホン・ソクピョMHQ代表(後ろの列の左)と職員。

スタートアップ(新生ベンチャー企業)のMHQは外国人観光客が韓国訪問中に感じる不便な点を解決することに主眼点を置いている。同社のホン・ソクピョ代表は「アプリケーションを一つダウンロードすれば、飛行機のチケットとパスポート以外のいかなる準備もせずに韓国を訪問できるほど、旅行に必要なすべてのサービスをアプリに入れた」と説明した。

洪代表は創業する前、ゲーム会社で勤務していた。米国、日本、中国など海外で10年近く過ごした。長い外国生活をしながら海外旅行をする人たちが直面する問題を何度も目撃し、そのような不便を解決するところに大きな市場があるという確信を抱いた。2015年9月に法人を設立し、6カ月以上にわたり市場調査をした。外国旅行に行く時に旅行者が最も困る部分は何か。それが自分の考えとどれほど差があるのか。そしてこうした問題をどうすれば解決できるのか。

ホン代表が見つけた旅行客の問題は広範囲にわたる。旅行地域に関する情報からルート検索、メニュー、決済、両替、予約、翻訳など幅広い。ホン代表はまず、韓国訪問が多い中国人旅行客を最初のターゲットにした。中国大手ゲーム企業の第九城市(The9)、インターネット企業テンセントの出身者がMHQに次々と合流した。

同社が開発中のアプリ「ウィコリア(WeKorea)」は9月に発売される。洪代表は「中国の韓国団体旅行再開が本格化する時期に合わせた」と説明した。MHQが開発しているウィコリアは無料翻訳、中国語地図、ルート検索、地域情報、両替、微信支付(WeChat Pay)・支付宝(Alipay)などを活用したモバイル決済などのサービスを提供する。翻訳サービスはメッセンジャーチャット画面が開かれて1対1で答えるように翻訳するサービス。微信支付、支付宝などを利用するには飲食店・用品店などに決済のための端末が設置されたり決済が可能なQRコードが付着されなければいけない。この作業を現在、業者と話し合っているという。

ホン代表は「いかなる準備もなくアプリさえあればどこでも自由に旅行できるプラットホームを作りたい」とし「中国旅行客のためのサービスは始まりにすぎず、今後さまざまな国別サービスを発売する計画」と述べた。