韓経:韓国海運業界の不況で…船主協会研鑽会も延期

  • 2017年6月13日

16日に予定されていた韓国船主協会の研鑽会が9月に延期された。海運業界の不況のためだ。海運運賃が過去最低となった昨年は1泊2日の行事を「日帰り」に縮小した。今年は3カ月延期された。業界の関係者は「依然として国内の海運会社が長期沈滞から抜け出していない状況で正常な行事の進行は難しいと判断した」と説明した。

韓国船主協会は2002年から毎年研鑽会を主催している。海運業界の社長団が集まり、海運産業の発展方向について議論し、親睦を深める場だ。行事には政府関係者も出席し、業界の意見を聴く。昨年はイ・ユンジェ韓国船主協会長、金栄錫(キム・ヨンソク)海洋水産部長官、チョ・ギュヨル輸出入銀行副銀行長、外航海運業界の社長団など約120人の関係者が出席した。

海運景気はまだ回復していない。海運業界状況のバロメーターとなる貨物船運賃指数(BDI)は1-3月期の平均が936ポイントだった。前年同期比160%ほど上昇した数値だ。しかし1万ポイントを超えていた2008年と比べると依然として停滞状態に近い。一部で海運景気が回復しているという評価も出ているが、海運業界の雰囲気が良くない理由だ。

海運業界は新政権に期待している。金栄春(キム・ヨンチュン)海洋水産部長官候補も「昨年の韓進(ハンジン)海運の破産で始まった韓国海運産業全般の不況を克服することが最も緊急な課題」と述べ、期待感を高めた。先月31日に現職大統領では14年ぶりに「海の日」記念式に出席した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「最高の海洋潜在力がありながらも海洋水産の国家経済寄与度(2014年6.4%)はまだ満足できる水準でない」とし「もう一度海洋水産の飛躍を準備すべき時だ」と強調した。続いて「競争力を回復できるよう体系的で安定した金融支援のために韓国海洋船舶金融公社を設立する」と述べた。