韓経:現代重工業グループ造船3社、受注急増…昨年比4倍に

  • 2017年6月2日

現代重工業グループがことしに入って10万トン級以上のタンカー船および超大型タンカー(VLCC)分野で世界発注量の半分以上を受注した。造船業の景気が長期沈滞を脱しているシグナルだとの分析もある。

現代重工業・現代三湖(サムホ)重工業・現代尾浦(ミポ)造船など現代重工業グループ造船3社は先月、計20隻・13億ドル(約1450億円)の受注契約を締結したと1日、発表した。

発注予定物量(オプション)を含む受注実績は29隻・19億ドルで、金額基準で先月比30%増となる。ことしに入って5月までの累積受注額は38億ドル。前年同期(10億ドル)の4倍に迫る。隻数基準では前年同期(12隻)の5倍以上となる62隻を記録した。現代重工業グループの年間受注目標(75億ドル)の51%をこの期間に達成した。造船業界関係者は「2カ月連続で高い実績を記録し、長期化していた受注不況を脱しつつあるというシグナルだと解釈できる」と話した。

先月受注した船舶を種類別に見てみると、現代重工業と現代三湖重工業はタンカー船13隻、液化天然ガス(LNG)船1隻など計14隻(10億7000万ドル)などとなっている。現代尾浦造船は石油化学製品運搬船4隻、その他2隻など計6隻(2億4000万ドル)を契約。現代重工業グループ造船3社は5月までに10万トン級以上のタンカー船28隻を受注した。世界発注量42隻(クラークソン発表基準)の67%を受注したことになる。VLCCの受注も世界発注物量27隻の半数以上となる14隻を記録した。

現代重工業関係者は「VLCC、LNG船などを中心に受注関連の問い合わせが増加していて、ことしは受注目標の超過達成も可能ではないかとみている」と話した。