韓経:「急速に高齢化する韓国」…ノーベル賞受賞者に代案を尋ねる

  • 2017年5月22日

今年10月にソウルでノーベル賞受賞者と市民がグローバルイシューについて討論する国際イベントが開かれる。

韓国科学技術翰林院とスウェーデンノーベル財団傘下のノーベルメディアは10月30日、ソウル三成洞(サムソンドン)コエックスで「ノーベル・プライズ・ダイアログ」を開催することで合意したと19日、発表した。

2012年にスウェーデンで初めて開かれたこのイベントは、ノーベル賞受賞者5-7人を含む約30人の世界的な学者が市民と交流し、世界が直面している問題について考えを共有し、討論をする場だ。スウェーデンのほかには日本で唯一開催されている。日本は2015年に続いて今年2月に「未来知能」をテーマに行事を開いた。2015年の最初の行事では天皇夫妻が夕食会を開いた。

ソウル行事でのテーマは「高齢化社会」。韓国を含む世界が高齢化時代を迎えて直面する各種社会問題を解決するための方策やアイデアを共有し、代案を探ろうということだ。認知症など各種脳疾患の最新の研究現況と老化を遅らせるスーパーフード、老化による各種疾病を治療する新薬研究、高齢社会に対応した人工知能(AI)・スマート車両・補助ロボット研究など、さまざまな領域を扱う予定だ。

単に知識を伝えるのではなく、ノーベル賞受賞者と大衆の疎通に焦点を置く。講演形式よりも、演説者と聴衆の間の自由な質疑応答が行われる予定だ。

イ・ミョンチョル韓国科学技術翰林院長は「ノーベル賞受賞者を通じて急激に変わる社会と産業をどのように科学的に解釈して受け入れるべきか、インスピレーションを与えるのが主な目的」と述べた。イベント開催の1カ月前からオンラインホームページで参加申し込みを受け付け、先着順1500人に参加の機会を与える予定だ。費用は無料で、昼食も提供される。

科学技術翰林院は今年のノーベル賞受賞者が発表される10月最終週を「韓国科学週間」として宣言し、このイベントを含めて「世界科学翰林院(IASSF)ソウルフォーラム」と「英サイエンティストトーク2017」を開催する計画だ。