「安倍訪米中にTPP妥結発表ない」

  • 2015年4月27日

日本の安倍晋三首相の米国訪問期間中に、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉妥結の発表はないと両国政府の関係者たちが明らかにした。

TPP交渉を主導する甘利明経済再生担当相は25日夜、日本のあるテレビ番組に出演して「日米首脳は(今回の訪米期間中に)TPP交渉に相当な進展があったことを歓迎し、残る部分を妥結するため努力するよう長官たちに指示するだろう」と話した。これに先立ちキャロルライン・アトキンソン国家安全保障会議(NSC)国際経済担当次席補佐官もAP通信などの記者との電話で「(今回)最終合意発表が出てくることはないだろう」と予想した。

これに関連して朝日新聞は、両国首脳が首脳会談後にTPP早期妥結のための協力と安保協力を強化する内容を骨子とする共同声明を発表すると日本政府の関係者の話を引用して26日報道した。これは米議会がオバマ大統領に貿易交渉を一任する貿易促進権限(TPA)法案を通過させることを促す効果も狙ったものだという。両国首脳は協議の進展内容と早期妥結に対する意志を対内外に明らかにして、残る参加10カ国にも交渉を急がせるものだと朝日新聞は伝えた。

一方、安倍首相は27日午後にワシントンDCに到着後ただちにアーリントン国立墓地とホロコースト博物館、第2次世界大戦記念碑などを順に訪問する予定だ。ワシントンの外交消息筋は「ホロコースト博物館訪問を通じてユダヤ系の哀悼だけに焦点を合わせながら、慰安婦問題や南京大虐殺問題を集中提起する韓国・中国などを巧妙に無視しようとする戦略」と評価した。