韓経:<第19代大統領・文在寅>朝鮮新報「9年間続いた保守政権に終止符」

  • 2017年5月11日

日本で北朝鮮の立場を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」が10日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の当選を異例にも詳細に報じた。

同紙は「南朝鮮で行われた大統領選挙で共に民主党の文在寅候補が当選した」とし「これで李明博(イ・ミョンバク)大統領、朴槿恵(パク・クネ)大統領と続いた9年間の保守政権に終止符が打たれた」と伝えた。続いて「本来の日程を7カ月操り上げて行われた5月の早期大統領選挙は、腐敗した権力を退陣させたろうそく革命の産物」とし「ろうそくを持って広場に集結した市民が朴槿恵大統領の弾劾、罷免に続いて成し遂げたもう一つの勝利」と報じた。さらに、早期大統領選挙の経緯と大統領選挙の投票率、候補別の得票率、文大統領の光化門(クァンファムン)での演説内容などを詳細に伝えた。

朝鮮新報の報道は、文大統領の公式任期開始から約1時間20分後に出てきた。朝鮮新報は北朝鮮国営メディアではないが、北朝鮮の意中を読み取ることができる主要メディアの一つに挙げられる。北朝鮮の対内用国営メディアの労働新聞、対外用の朝鮮中央通信などでは文大統領の当選に関する報道をしていない。

北朝鮮は2012年、朴槿恵前大統領の当選確定から2日後に朝鮮中央通信で朴前大統領を「セヌリ党候補」と伝えた。2007年の李明博元大統領当選時は選挙の1週間後に朝鮮新報で「庶民が李明博候補を選んだ」と報じた。