韓経:【社説】創立70周年を迎えたLGの新たな飛躍

  • 2017年4月21日

今年LGグループは過去最大の営業利益が予想されるという報道(韓国経済新聞4月20日)があった。過去最大の営業利益は、創立70周年を迎えたLGが激しい競争を勝ち抜いて新たな飛躍を始めたという信号であり、うれしいことだ。LGグループはこの数年間「成長停滞」に苦しむ中でも、着実に企業体質改善作業と新事業投資をし、こうした努力が成果を出し始めたという分析が出ている。

LG系列上場11社の今年の営業利益予測値は12兆3000億ウォン(約1兆1800億円)。過去最大だった2008年の10兆ウォンを大きく上回るだけでなく、前年より4兆ウォン以上も多い。LGエレクトロニクスやLG化学など主力系列会社は1-3月期から「サプライズ実績」を出した。LG化学の1-3月期の営業利益は7969億ウォンと6年ぶり最大水準であり、LGエレクトロニクスも2009年以来最大となる9215億ウォンの営業利益を出した。26日に実績を発表するLGディスプレイも営業利益が1兆ウォンを超えると予想される。

LGの再飛躍はセット製品のほか、多様な部品事業の一流化が支えているという点で評価できる。LG化学は石油化学の基礎素材分野で確実に競争力を向上させているという。さらに成長性が高いテレビ用ガラス基盤やOLED(有機発光ダイオード)用フィルムなど情報電子素材、そしてバイオ事業の比率を高めているところだ。世界で初めてOLEDテレビパネルの商用化に成功したLGディスプレイ、スマートフォン用カメラモジュールなどを生産するLGイノテックもアップルの核心取引先になるほど競争力が認められている。

LG側も現在の実績改善が1、2品目の偶然の成功や業況改善の影響ではないという点で意味があると評価している。「市場牽引」を要求した具本茂(ク・ボンム)会長の経営方針に基づき系列会社の体質が明確に改善し、収益性も良くなったということだ。具会長が毎年、米国と国内で理工系修・博士級に会い、人材誘致に力を注いだのも、R&D競争力の向上につながったという評価だ。困難を乗り越えて再飛躍するLGがより大きくて強いグローバル企業に成長することを期待する。