「ギャラクシーS6、歴代Sシリーズのベストセラーに」(1)

  • 2015年4月30日

サムスン電子の戦略スマートフォン「ギャラクシーS6」がソウル瑞草洞本社展示館「ディライトホール」に展示されている。サムスン電子はギャラクシーS6公式発売前の1-3月期、営業利益5兆9800億ウォンの好実績を出した。

サムスン電子が29日、主力スマートフォン「ギャラクシーS6」(S6エッジ含む)について「歴代ギャラクシーSシリーズのうちベストセラーになるだろう」と明らかにした。これを受け、ギャラクシーS6の累積販売量が7000万台を超えるという分析が出ている。歴代ギャラクシーSシリーズの最高ヒット作はギャラクシーS4(約7000万台)。

サムスン電子はこの日、今年1-3月期の営業利益を5兆9800億ウォン(約6660億円)と確定公示した。今月初めに発表した暫定営業利益(5兆9000億ウォン)よりやや増えた。このうちスマートフォンを担当するITモバイル(IM)部門の営業利益は2兆7400億ウォンと、証券業界の推定値(2兆4000億-2兆5000億ウォン)を上回った。

◆販売管理費1兆4000億ウォン削減

サムスン電子はこの日、1-3月期の実績説明会(IR)で、「ギャラクシーS6の初期販売は期待通り好調」とし「(画面の両側が曲がった)ギャラクシーSエッジは当初の期待を上回る市場需要のため供給に余裕がないほど」と伝えた。

市場の関心はギャラクシーS6の販売量に集中している。中低価フォンより収益性が高いギャラクシーS6の販売成績により、サムスン電子の今後の利益規模が変わる可能性があるからだ。

証券業界の分析を総合すると、これまでギャラクシーSシリーズの中で最もよく売れたギャラクシーS4は2013年の発売から今年まで予想累積販売量が7000万台程度。一方、昨年出たギャラクシーS5は累積販売量が5000万台ほどだ。ギャラクシーS5の不振は、サムスン電子IM部門の営業利益が昨年1-3月期の6兆4300億ウォン、4-6月期の4兆2000億ウォンから、7-9月期と10-12月期は1兆ウォン台に落ちた直接的な原因になった。今年1-3月期にIM部門の利益が2兆ウォン台後半に回復し、雰囲気の反転にはひとまず成功したと評価される。

1-3月期の実績改善にはギャラクシーS6予約注文効果が一部反映された。しかし最大の要因はマーケティング費用の縮小などコスト削減だという分析が出ている。サムスン電子は今年1-3月期の販売管理費を前期比で1兆4000億ウォン減らした。一方、サムスン電子は1-3月期に米アップルを抑えて世界スマートフォン市場1位を奪還した。

米市場調査会社ストラテジーアナリティックスはこの日、今年1-3月期の世界スマートフォン販売量を調査した結果、サムスン電子が8320万台でシェア24%を占めたと明らかにした。アップルは6120万台で18%だった。

サムスン電子は2011年7-9月期以降、単独トップを守っていたが、昨年10-12月期にアップルに並ばれた。しかし今年に入ってまた差を広げた。ギャラクシーAシリーズなど中低価フォンが善戦した結果だ。