韓経:米国・中国でため息の現代車、新興市場で安堵

  • 2017年4月6日

米国と中国で販売不振に陥った現代自動車がインド・ブラジル・ロシアなど新興市場では躍進している。

現代車は3月、インド市場で前年同月比8.6%増の4万4757台を販売した。インド市場の特性に合わせた小型SUV「クレタ」が好調だった。

クレタは先月、インド市場で発売21カ月目に月間販売台数1万台を突破した。市場で2年近く経った車の販売が大きく増えるのは異例だ。最高仕様が適用されたクレタの価格は150万ルピー(約253万円)と、競争モデルのマルチ・スズキ「ブレッツァ」(110万ルピー)より36.3%高い。しかしブレッツァの先月の販売台数はクレタと似た約1万台だった。

現代車の関係者は「手動変速機一色のインド市場で自動変速機モデルで新しい消費者を攻略したのが成功した」とし「クラクションをよく使うインド人の運転習慣を考慮するなど細かい部分にも力を注いだ」と説明した。また「1.6Lエンジンを搭載した小型SUVでは珍しい17インチ合金ホイール、LED(発光ダイオード)ランプも人気の秘訣」と伝えた。

現代車はクレタをロシア・ブラジルなど新興市場でも現地の事情に合わせて改良・生産している。道路事情が悪く酷寒のロシアには昨年9月、2.0Lエンジンを搭載したクレタを出した。今年1-2月の現代車の販売台数はクレタが生産されるロシア・ブラジルで前年同期比それぞれ32.5%、37.5%増加した。

イ・ハング産業研究院選任研究委員は「世界的なSUV人気と原油価格上昇による新興国の景気回復が重なり、クレタの人気が高まっている」と述べた。