韓経:金海空港 「国際線ターミナル」拡張か

  • 2017年3月28日

韓国空港公社が金海(キムヘ)空港拡張予定地域に国際線ターミナルを拡張する案を推進している。金海空港拡張事業が10年後に終わるだけに、それまで飽和状態である国際線の乗客を処理するためにはこの方法が現実的という判断からだ。

韓国空港公社釜山(プサン)地域本部は27日、「金海空港国際線ターミナルの乗客は飽和状態を越え、利用客に大きな被害を及ぼしている」とし「金海新空港の開港(2026年ごろ完工)前に国際線ターミナルを拡張する必要がある」と述べた。続いて「このターミナルは今後、金海新空港の主ターミナルになるよう拡張の可能性を考慮し、開発予定の金海新空港と調和するよう開発しなければいけない」と話した。韓国空港公社はこうした意見を国土交通部が調査を依頼した会社に提示した。

韓国空港公社は許認可1年、設計1年、工事3-4年など今後5-6年後に開場が可能であり、緊急性を勘案して期間を操り上げることもできると分析した。工事費は小規模にする場合は1000億ウォン(約100億円)、大規模なら2800億ウォンと見込んだ。

空港公社の関係者は「このような国際線新設ターミナルは従来の国際線ターミナル拡張事業とは違う概念」とし「今後、金海新空港で使う国際線ターミナルを先に確保し、従来のターミナルとともにターミナル1・2に分けて使うということ」と説明した。

釜山市も1月、国土部に国際線ターミナルの早期開発を要求した。キム・ヒョンス釜山市主務官は「金海新空港の拡張には少なくとも10年以上かかるので、その間、空港施設不足が深刻な状況になる」とし「2段階庁舎を確保しなければ観光客の誘致と展示コンベンショングローバル都市の構築に支障が生じるしかない」と述べた。

金海空港の国際線ターミナルは非常に混雑している。空港内の手続き施設がかなり不足しているため、ピーク時間帯には荷物を受けるのに2時間ほどかかり乗客の不満が多いうえ、航空会社の運航増便要求も消化できない。現在行われている国際線ターミナル第1段階拡張事業は6月に完了するが、1年間に処理できる乗客数は630万人だ。

釜山地域本部は昨年の金海空港の国際線乗客は790万人で、今年は900万人にのぼると分析した。金海空港の全体の利用客は昨年1490万人で、前年(1238万人)に比べ20.3%増えた。

国土部はこうした点を勘案し、英国の空港専門コンサルティング会社Arupを通じて従来のターミナルを最大限に活用する案を考えている。結果は早ければ4月に出る。金海空港を拠点とするエアプサンのチェ・パンホ専務は「国際線ターミナルはあまりにも混雑している」とし「新設ターミナルは金海空港拡張配置計画を前提に滑走路などとともに建設すればよく、そうでなければ従来のターミナルの第2段階拡張でも進める必要がある」と述べた。