韓経:サムスン・LG、ブラジル・インド事業で大幅増収

  • 2017年3月27日

サムスン電子とLGエレクトロニクスがブラジル・インド・ロシアなど新興市場で利益を大幅に伸ばしている。新興国の景気回復とプレミアムイメージのおかげと解釈されている。

26日の業界によると、サムスン電子のブラジルおよびインド現地法人は昨年の営業利益が1兆7199億ウォン(約1700億円)だった。2015年(6493億ウォン)比で164%増えた。

サムスン電子ブラジル現地法人アマゾニアは2015年に3229億ウォンだった営業利益が昨年9668億ウォンと3倍近く急増した。業界の関係者は「ブラジル景気は良くなかったが、サムスン電子スマートフォンは好調だった」とし「昨年開催されたリオデジャネイロ五輪のおかげで家電の需要が大幅に増えた」と説明した。市場調査会社カウンターポイントリサーチによると、昨年のブラジルスマートフォン市場でサムスン電子のシェアは前年比6.7ポイント増の46.7%だった。

LGエレクトロニクスも新興市場で好調だ。ブラジル・インド・ロシアの3カ国現地法人の営業利益は昨年4826億ウォンと、2015年の88億ウォンの損失から黒字に戻った。特にLGエレクトロニクスのブラジル法人は2015年に1478億ウォンの営業損失を出したが、昨年は1402億ウォンの営業利益に転じた。インド法人は1283億ウォンから2230億ウォンに、ロシア法人は283億ウォンから1194億ウォンに営業利益が増えた。LGエレクトロニクスの関係者は「新興国の景気が回復しているうえ、プレミアムブランドマーケティングが的中したようだ」と述べた。

両社は今年も新興国で好調を維持するとみられる。韓国輸出入銀行が最近発表した2017年新興国経済見通しによると、インドはモディ政権の経済中心政策持続などで7%後半の成長が見込まれる。また、ブラジルを含む中南米の経済は原材料価格の漸進的回復を受けて上向くと予想される。