韓経:「K-POP・スターコンテンツ」にハマった韓国のIT企業(1)

  • 2017年3月20日

NAVER(ネイバー)やKakao(カカオ)など韓国情報技術(IT)会社がK-POPなど芸能コンテンツの確保に積極的に乗り出している。この企業が海外市場を効果的に攻略するためのツールとしてK-POPに注目しているためだ。韓流の主役であるITとK-POPのコラボレーションが韓国企業のグローバル競争力を高め、関連産業も共に成長させるシナジー効果に注目が集まっている。

◆検証されたコンテンツの確保

ネイバーは17日、YGエンタテインメントに持分投資500億ウォン(約50億1450万円)、ファンド拠出金500億ウォンなど計1000億ウォンを投資することにした。ネイバーの関係者は「『Vライブ(V LIVE)』などコンテンツプラットホームとシナジーを出せるため」と説明した。

Vライブは2015年からネイバーが始めた人気スターの生放送アプリケーションだ。3000万人に達する累積加入者の80%が外国人だ。月に1回以上アプリを使っているユーザーも1800万人に達している。日本、中国、ベトナム、タイ、台湾、インドネシアなどアジアはもちろん、ブラジル、メキシコなどでも人気を呼んでいる。問題はコンテンツだ。IT業界の関係者は「芸能事務所でYouTube(ユーチューブ)・フェイスブックはグローバル進出のために欠かせないプラットホームと見ているが、他のサービスはオプション程度と見ているのが現実」とし、「海外進出を考えている韓国企業がスターを安定的に使うためには持分投資などの協力をするほかはない」と説明した。

カカオも昨年1月、ローエンエンターテインメントを買収することに1兆8700億ウォンを投じた。ローエンエンターテインメントは韓国1位の音源サイトである「メロン」と共に歌手のIU(アイユ)、俳優イ・グァンスなどのスターが属している芸能企画部門も運営している。カカオとローエンエンターテインメントは昨年末、K-POP授賞式である「メロン・ミュージックアワード」を共同主催し、今年初からメロンとカカオトーク間の連係性を大きく高めるなど、プラットホームの競争力強化に出ている。通信キャリアLGU+も開発中である人工知能(AI)のスピーカーに使う音源を安定的に確保するという意味で267億ウォンを投資して競争系列社のKTミュージックの持分15%を買い入れることにした。SK(株)は1月、米国で開かれた家電見本市(CES)でSMエンターテインメントと協力して少女時代・EXOなど所属芸能人の音声が入ったAIスピーカー「ウィード」の試作品を公開した。