韓経:サムスン電子、システム半導体に2500億円投資

  • 2017年3月14日

サムスン電子が2兆5000億ウォン(約2500億円)を投資し、10ナノメートル(nm)システム半導体生産ラインを増設する。

業界によると、サムスン電子は京畿道華城(ファソン)17ライン工場の空間に10nmシステム半導体ラインを増設することを決め、国内外の協力会社に装備を発注した。生産規模は月1万8000枚(ウェハー投入基準)。

ラインの増設には計2兆5000億ウォンが投入されるという。来月から装備が搬入され、今年上半期に生産ラインの設置を終え、下半期から生産に入る計画だ。

サムスン電子は昨年末、京畿器興市S1ラインに世界で初めて10nm生産ラインを構築し、クアルコムのSnapdragon835と自社のアプリケーションプロセッサ(AP)エクシノス9シリーズ(8895)を生産している。器興S1では月2万5000枚の半導体を生産している。

華城17ラインは2015年に完工した。第1段階でDRAMラインが設置され、昨年の第2段階で3次元(3D)NAND型フラッシュメモリーラインが構築された。業界の関係者は「17ラインは当初、システム半導体専用ラインとして計画されて『S3』とも呼ばれたが、もうDRAM、3D NANDに続き10nmシステム半導体まで生産する複合半導体工場になる」と話した。

サムスン電子は来年、7nm半導体工場も華城または器興に増設するという。世界でサムスン電子やインテルTSMCなど3社だけが7nm半導体を開発中だ。サムスン電子は7nm生産ラインを世界で初めて構築し、TSMCに奪われたアップルのファウンドリ物量を取り戻す戦略だ。