韓経:充填1回で800キロ走行…現代車「水素コンセプトカー」初公開

  • 2017年3月8日

現代自動車は7日、ジュネーブモーターショー2017で新型燃料電池自動車(FCV)のコンセプトカーを公開した。(現代車提供)

現代自動車が1回の充填で800キロ走行する新型燃料電池自動車(FCV)コンセプトカーを初めて公開した。起亜自動車はスポーツセダン「スティンガー」を、双龍自動車はニュースタイル「コランドC」(輸出型コランド)を発表し、欧州市場を狙っている。

現代車は7日、スイスで開幕した「2017ジュネーブモーターショー」で「FE水素車コンセプトカー」を発表した。今回のコンセプトカーには1回の充填で800キロ以上の走行が可能な第4世代燃料電池システムが採用された。現代車はこの技術を来年発売する予定の次世代燃料電池車に採用する予定だ。ヤン・ウンチョル現代車研究開発総括副会長は「燃料電池車のコンセプトカーは窮極のエコ技術と呼ばれる水素エネルギーを基盤にした水素社会の実現に一段階近づく重要な進歩になるだろう」と強調した。

現代車は欧州戦略車種「i30」の最初の派生車「i30ワゴン」も世界で初めて公開した。デザインから走行テストまで全開発過程が欧州で進められた車両で、トランクの容量を602リットルに増やすなど積載空間を大幅に拡大したのが特徴だ。トーマス・シュミット現代車欧州法人最高運営責任者(COO、副社長)は「年内にi30ファストバック、i30Nなどを出して4種類のi30ラインナップを完成し、欧州市場での販売に拍車を加える」と説明した。

起亜車は「スティンガー」を欧州舞台で初めて公開した。スティンガーは起亜車が「本質に忠実な車」を目標にデザイン力と研究開発(R&D)能力を集約した後輪駆動の5人乗りセダン。停止状態から5.1秒で時速100キロに到達する。起亜車は「ニロ」プラグインハイブリッド(PHEV)、K5スポーツワゴンPHEVも世界で初めて公開した。

双龍車は今年4-6月期から欧州で販売するニュースタイル「コランドC」と新SUVコンセプトカー「XAVL」を出品した。XAVLは7人乗りSUVで、双龍車の次世代グローバル戦略モデル。崔鍾植(チェ・ジョンシク)双龍車社長は「XAVLなど、より進歩的で革新的なSUVラインナップを構築し、新たな可能性を持続的に提示していく」と述べた。

今年で87回目を迎えるジュネーブモーターショーには現代・起亜車、双龍車など約180社が参加した。展示車は計900台ほどで、うち148台は世界または欧州で初めて公開された新車だ。