韓経:【寄稿】「健康重視」の日本食品市場をつかむには=韓国

  • 2017年3月6日

最近、日本食品業界では健康トレンドを活用した新商品の発売とマーケティングが目立つ。誰もが口にする言葉が「健康と味」「健康寿命」「生涯現役」などだ。発酵伝統食品と薬用材料、特にキムチや高麗人参は世界が認める健康食品であり、このような原材料を持つ韓国は最大輸出市場である日本食品市場の健康トレンドをつかむのに良い機会だ。

しかし何であれこのように訪れるチャンスをつかむためには徹底的な準備が欠かせない。ところがある広告で流行したセリフのように「本当に良いが説明する方法がない」というのが、我々の立派な食品が先進国市場に進出するうえで最も難しい障害物だ。なぜ良いのか、何に良いのかをその国の研究機関が研究した資料、その国の人の口で広報するべきだが、それが容易ではない。日本現地専門家の意見を聞くと、食品の機能性を強調する市場で成功するには食品成分データと効果を体系的に分析し、その結果を消費者に十分に伝え、その後にブランド化を通じて段階的に市場に定着しなければいけない。特に輸入食品の韓国産は現地人が活用しやすい料理レシピ(調理法)の伝達が欠かせない重要なポイントだという。

このため韓国農水産食品流通公社(aT)は輸出会社とともに体系的な市場進出を推進する計画だ。一つ目、「日本有名国立大との共同研究」を通じて特別な機能性を持つ新鮮農食品の成分分析と、その結果を活用したマーケティングポイントを導き出す予定だ。二つ目、主要輸出商品(キムチ、高麗人参、ナツメ、マクワウリなど)の機能性をテーマに現地バイヤーおよびオピニオンリーダーを対象に「韓国産機能性食品広報および相談セミナー」を開く。三つ目、現地料理専門家を活用した料理レシピ普及拡大(例えばサポニン成分の吸収を助けるという概念で高麗人参+エゴマ油の組み合わせ)を推進する。このような支援対策がかみ合えば、中長期的に機能性を持つ韓国食品を集め、仮称「メディケアK-Food(薬食同源)」というブランド化まで推進する考えだ。輸出業界と支援機関が日本現地市場と消費トレンドを綿密に分析して体系的に接近していけば、「健康トレンド」に乗って韓国の農食品が世界に広がっていくだろう。

ベク・ジンソク/韓国農水産食品流通公社(aT)輸出理事