韓経:アマゾン・IBMの次はMS 「クラウド激戦地」になった韓国

  • 2017年2月22日

コ・スンドン韓国マイクロソフト社長

マイクロソフト(MS)が韓国にデータセンターを開設した。クラウド業界世界トップのアマゾンウェブサービス(AWS)とIBMに続いて3番目だ。グローバルクラウド企業が次々と韓国国内でサービスを始め、韓国が情報技術(IT)企業の「クラウド激戦地」になったという分析が出ている。

韓国MSは21日、ソウル三成洞(サムソンドン)COEXで記者懇談会を開き、ソウルと釜山(プサン)でデータセンターの稼働を始めると発表した。これを通じて自社のクラウドサービス「Azure」を強化する方針だ。

コ・スンドン韓国MS社長は「Azureは50以上のクラウド関連品質認証を受け、英国防省も採択するほど安全性が立証されたサービス」とし「協業ソリューションのオフィス365を4-6月期から国内データセンターを通じてサービスする予定」と述べた。

MSがデータセンターの運営を始め、韓国国内でもグローバルクラウド企業の競争がさらに激しくなると予想される。MSの最大のライバルAWSは昨年1月に韓国にデータセンターを開設し、IBMも同年8月にSK(株)と提携して板橋(パンギョ)クラウドセンターを設立した。

グーグルを含むクラウド業界「ビッグ4」のグローバル市場シェアは昨年10-12月期基準で64%にのぼる。これら企業がデータセンターの新設など投資を拡大するのは、韓国の公共および金融部門ではまだクラウドへの転換が遅く、それだけ成長の可能性を高く評価しているためと分析される。オラクルも今年上半期に韓国でデータセンターを稼働するという。

MSは2014年2月にナデラ最高経営責任者(CEO)が就任した後、新しい成長動力としてクラウド事業を強化してきた。Azure、オフィス365などクラウドサービスが確実に成長し、先月27日に2000年以降初めて時価総額5000億ドルを回復した。

コ社長は「来年のこの時期にはクラウドの売上高を2倍に拡大し、パートナーを30%増やし、業界1位を確実にするのが目標」と述べた。