韓経:韓米FTA以降、韓国の対米投資が米国の対韓投資の1.5倍

  • 2017年2月9日

韓米自由貿易協定(FTA)発効から5年間、韓国の対米国投資額は米国の対韓国投資額に比べて1.5倍ほど多いことが分かった。韓米FTA発効で米国が被害を受けているというトランプ大統領の主張とは相反する結果だ。

韓国貿易協会ニューヨーク支部が先月出した資料「2016年の韓米貿易および投資動向」によると、昨年の韓国の対米投資額(1-9月)は69億4480万ドルと、前年の年間実績(56億6000万ドル)比22.6%増加した。まだ集計されていない10-12月期の投資額を除いても2012年の韓米FTA発効以降最も金額が多い。韓国の対米投資額は2014年から昨年まで2年連続で増加した。

韓国に対する米国の投資はこれとは逆だ。昨年の米国の対韓投資額は38億7595万ドルと、前年(54億7888万ドル)比30%近く減少した。

2012年以降の両国の累積投資額を比較すると、韓国の対米投資額は296億ドルと300億ドルに迫ったが、米国の対韓投資額は201億ドルにすぎなかった。韓国の対米投資が1.5倍ほど多いということだ。

こうした結果は米国の要求で進行されるFTA再交渉など韓米間の通商懸案で韓国側に有利に作用すると分析される。トランプ大統領は大統領候補の時から韓国とのFTA締結で米国の貿易赤字が膨らみ雇用が消えたと主張してきた。しかし韓国の対米投資が増えれば米国の雇用が増加するなど米国経済の活性化につながるというのが専門家らの見解だ。

今後もこうした傾向は続く可能性が高い。現代自動車は今後5年間に米国に31億ドルを投資すると先月発表した。過去5年間に米国に投資した規模より10億ドルほど多い金額だ。サムスン電子も米国内の家電工場の新設を検討している。