韓経:GM、韓国産だけ変速機「差別」?

  • 2017年1月23日

ゼネラルモーターズ(GM)が今年、10車種に新しく開発した9段自動変速機を搭載する。しかし韓国GMが国内で生産・販売する車両には9段変速機を適用する計画がなく「差別だ」という声が出ている。

GMはフォード自動車とともにハイドラマチック9T50という新型9段変速機を開発した。GMは昨年末に発売した2017年型マリブ2.0Lターボモデルからこの変速機を搭載し始めた。2017年型マリブ2.0ターボの米環境保護局(EPA)公認燃費は14キロと、8段変速機搭載の2016年型に比べ2.9%改善した。

GMは今年末までに10車種に9段変速機を採用する計画という。GMは「2017年型クルーズディーゼル、2018年型エキノックスなどから新型9段変速機を搭載する計画」と説明した。

韓国GMはまだ導入計画がない。17日に発売した新型クルーズは依然として6段変速機を搭載している。韓国GMが昨年10月に発売した2017年型(国内基準)マリブも1.5と2.0ともに6段変速機を装着している。

韓国GMの6段変速機は忠清南道保寧(ボリョン)の韓国GM変速機工場で主に生産されている。「保寧ミッション」とも呼ばれるこの変速機は応答速度が遅く、変速時にエンジン回転数(rpm)が上がる現象が発生し、消費者の不満が提起されてきた。

韓国GMの関係者は「変速機の性能を持続的に改善し、昨年5月に出した新型マリブからは問題がない」とし「9段変速機は当分マーケティングレベルで活用する計画であり、主力は依然として6段変速機」と説明した。業界は韓国GMがコスト削減のために6段変速機を使用すると分析している。