韓経:「トランプ氏が電話しても受ける相手がいない状況の解決を」

  • 2017年1月19日

次期米政権に加わる可能性があるビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長は18日、「米国の政権交代状況で韓国の持続可能なリーダーシップが重要だ」と述べた。

チャ氏はこの日、ソウルの大韓商工会議所国際会議場で開かれた大韓商工会議所主催のセミナー「トランプ時代、韓国経済の進路」で、「トランプ氏が韓国の指導部と対話をしようとしても電話を受ける相手がいないというのは良い状況でないため、こうした問題はできるだけ早期に解決されなければいけない」とし、このように話した。

チャ氏は新大統領の韓半島(朝鮮半島)政策を正確に把握できない状態だとしたうえで、「北朝鮮関連の脅威が発生すれば我々は誰が友邦でありそうでないか明確に知ることになるだろう」とし「北朝鮮を防ぐために米韓、米韓日合同軍事訓練などを通じて防衛力と抑止力を強化しなければいけない」と注文した。

チャ氏は米国の政権交代に関係なく対北朝鮮制裁の重要性を強調した。チャ氏は「制裁と圧力は外交の一つの手段であり、相手が交渉テーブルに出てくるまで維持しなければいけない」と説明した。その一方で「武器支援プログラム中断、検証可能な核開発プログラム解体を追求する方向で外交経路を開き、人道的支援も併行する必要がある」と指摘した。チャ氏は自分が国務省または国防総省の東アジア太平洋担当次官補に挙がっている点については言及を避けた。

セミナーに出席したグッドマンCSIS首席研究員は「次期米政権はホワイトハウスを中心に米通商代表部(USTR)、米連邦準備制度理事会(FRB)、国家経済会議(NEC)、新しく設置された国家貿易委員会(NTC)などがさまざまな役割を遂行するはず」とし「この機関の業務領域が早期に整理されなければ混乱が発生するだろう」と述べた。続いて「多くの企業がトランプ氏のツイッター政治の標的になる可能性があるため、韓国企業もこれに対応しなければいけない」とし「取引を優先するビジネス経験が政策形成にも影響を及ぼすだろう」と予想した。