韓経:「サムスン班」「現代車班」…韓国の青年、就活塾にまで

  • 2016年12月22日

高麗大4年のキムさん(25)は数日前、期末考査が終わると、ソウル江南(カンナム)にある就活塾に登録した。週に2回ずつ午前9時から午後9時まで終日授業を受ける総合コースを選択した。キムさんは「週に少なくとも2日間は大企業就職の準備に専念する計画」とし「月に54万ウォン(約5万3000円)の費用がかかるが、就職に少しでも役に立つと考えれば惜しくはない」と話した。

冬休みを控えて就活塾が受講生を積極的に募集している。業界によると、ソウルの江南や新村(シンチョン)などにある就活塾が今月末、「就職総合コース」を開講する。2010年代初めに登場した就活塾はソウルだけで少なくとも10カ所以上ある。

休み期間には各塾で15クラスほどの総合コースが運営されるという。総合コースの受講料は月25-100万ウォン。ある就活塾の関係者は「大学4年生や就職浪人がほとんどだが、3年生も1割ほどいる。就職も他の人たちより先に準備する傾向に変わっている」と説明した。

講師は主に自己紹介書と適性検査(筆記試験)、面接まで総合的に指導する。講師は主に大企業人事チームの出身者だ。学生の経験に基づき企業が好む「人生ストーリー」を作って文章を整えてくれる。面接の講義では自然な表情と話法、適切な言葉使いなどを主に教える。形式的な軍隊話法をどの程度使ってこそ面接に勝算があるのか、会社と職務別にどのような服装をするべきかなども助言する。

本格的な就活シーズンが始まる3月には「サムスン班」「現代車班」など各企業向けの講義が開かれる。サムスングループの採用に対応する「サムスン班」はサムスン人材開発院で講義した経験がある講師が企業の資料や性格評価ガイドを提供する。企業の歴史はもちろん、系列会社別のイシューに関する講義も含まれる。

塾が実際の就職に役に立つかどうかについては意見が分かれる。ある都市銀行に就職したキムさん(25、仁荷大)は「新村の就活塾で面接の直前に声・スピーチトレーニングを受け、模擬面接を3回する費用176万ウォンの特講を受けたが、少し効果があったようだ」と話した。一方、サムスン電子に就職したイさん(26、成均館大)は「就職が厳しいとはいえ塾まで通うべきかは疑問」とし「塾に通った友人の大半は特に役に立っていないと話している」と伝えた。