韓経:トヨタ・クアルコム・UPS・現代車…27社が集まり「自動運転車」標準策定へ(2)

  • 2016年12月20日

◆200万円台の電気自動車(EV)発売

EV業界にもコスト削減のための連合戦線が構築される。

日産とルノー、この2社の同盟に合流した三菱自動車は2018年から自主的なEVプラットホーム(車台)の開発を中断して日産EV「リーフ(LEAF)」のプラットホームを共同で使うことにした。日産はルノーと戦略的提携関係にあり、ことし10月に経営難に陥っていた三菱車を買収した。

日産は2010年12月に世界初となる量産型EV「リーフ」を発売した。価格は約280万円で、同級のガソリン車に比べて50万円ほど高い。2012年、ルノーも小型EV「ゾエ(ZOE)」の販売を開始し、ルノー・日産のEV累積販売台数は37万台を超えた。日産とルノーは戦略的提携関係にあるが、これまでEV設計と開発は別々に行ってきた。

3社はプラットホームの共通化に続いてモーターやインバータの他にEV費用の40%ほどを占めるバッテリー仕様も一元化する方針だ。これを通じて日産は、現行車よりも20%程度安い200万円台前半となるEVを公開する予定だ。ただし、外観やインテリアなどは各社が個別に行い、ブランドの独自性も維持していく方針だ。

これら3社がプラットホームの統合を決めたのは、費用の削減を通じてEV価格をガソリン車並に下げてライバルの追い上げをかわすためだと日本経済新聞は分析した。今春テスラは400万円台の高級小型セダンEV「モデル3」の予約販売に入り、1週間で32万台以上の注文を獲得した。