韓経:アシアナ航空で事故続く…副機長乱闘の次は緊急着陸

  • 2016年12月7日

アシアナ航空の事件・事故が続いている。副機長同士の乱闘、旅客機の緊急着陸と、今月入って2件の事故が発生した。航空事業は乗客の安全と信頼が優先だが、関連対応システムが十分でないという指摘が出ている。

5日晩に仁川(インチョン)国際空港を出発して英ロンドンへ向かっていたアシアナ航空旅客機は、エンジンの故障のためロシア中部のウラル山脈付近にあるハンティ・マンシースク空港に緊急着陸した。この旅客機には乗務員15人と乗客182人の計197人が乗っていた。

アシアナ航空側は「飛行中にエンジンの方で煙感知警報があり、安全のために近隣の空港に回航した」とし「煙感知センサーの誤作動で警報が鳴ったと把握している」と説明した。

2日には米ニューヨーク行きの旅客機で副機長2人が乱闘を起こし、1時間近く離陸が遅れた。2人の副機長は個人的な問題で争い、空港警察隊までが出動した。当時、機内では搭乗客275人が待っていた。さらに当事者のうち1人の副機長ををそのまま飛行に投入し、「安全不感症」という批判を浴びた。

このため乗客の間ではアシアナ航空の整備および安全関連システムに対する不満が多い。大々的な点検が必要だという指摘も出ている。国土交通部によると、今年事故を起こしたり各種安全義務を違反して課徴金が科された航空会社はアシアナ航空が3件(5億7000万ウォン)で最も多い。

こうした状況にもかかわらずアシアナ航空側は「整備および安全関連システム自体には問題がない」と強調した。副機長の乱闘は突発状況であり、今回のロンドン行き旅客機の回航はむしろ万一の事態に備えた迅速な決定というのが会社側の説明だ。